毎日のコロナウイルスのニュースに、免疫高めておかないと!!と思います。
先日は、白生地を好きな色に染めるという提案をさせて頂きました。
今日は、今あるお着物を再生する提案です。
色無地の染替えをはじめ、これまで附下や小紋、コートなど
たくさんのお品に、色をかけて年代に合わせたお品に再生してきましたが
今日は、一番最近の例をご紹介します。
こちらはお客様にお願いして持ってきていただいた2、30年前の写真です。
ホントは染め直す前の現物を撮っておけばよかったのに・・
いつもながら、うかつな私です・・・
さて、可愛い20代前半のお嬢様だった頃の小紋。
このままにしておいても着られないし・・と、この上から一色かけることにしました。
白地とピンクの地色に、朱色や白・ピンクのたちばなの花が散っていて
まさにお嬢様らしい小紋でした。
お客様、50代。「これからずっと着られるおしゃれな着物に」が目標です。
目につく赤の色をつぶつぶすために、全体にグレーをかけました。
白地の部分にはそのままの染色が入り、
うっすらと、地色の元のピンクもお分かりいただけるかと思います。
洗い張りして色を染め、ついでに八掛も元のピンクから、こげ茶にして
ぐっとシックに・・。
寸法も見直して、これから一生付き合える小紋になりました。
合わせる帯も、小物も、今の年齢に合わせて・・
しっとり、「大人」です
もう着られない・・愛着のある着物、処分する前くらいなら
こんな方法もあります。
皆さんのタンスの中に、ないですか?
こんなご相談も承っておりますので、ぜひ!
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