今日の午前中、着付けのお稽古でのこと。
30代のAさんは、着つけのほかに仕立ても習いに行ってらっしゃいます。
そのお仕立ての教室で、紺系の紬を縫うために八掛の色を決めようと
なさったとき、
ご自分では同系色でまとめたいと意向を伝えたところ
先生はじめ、周りの生徒さんから一斉に
「若いんだから~~」と
エンジ系を勧められたそうです。
その話を聞いて
「え~~っ、やめて!!エンジはやめましょ」とあわてて、私
紺にエンジ・・・
やぼったくなりそうでNG
エンジが悪いわけではないけれど・・・
Aさんご本人を知っていたら・・
好みや着物の選び方、着方を見ていたら
やっぱりエンジじゃないでしょう・・・・と私の感覚。
「若いから、赤い色」はもう時代遅れ。
逆に若いから、グレーや同系色が素敵な場合だってあるのです。
また、Aさんのほかに、大島の生地を買って二部式の着物を作りたいと
おっしゃった生徒さんがいらっしゃったそうです。
この方も、周りの皆さんから
「もったいな~い!!」の嵐を受け断念なさったそう
確かに普通の感覚だったら、もったいないかもしれないけれど
着やすい大島で二部式の着物をつくり、それでどんどん着物を
着ようと思うのなら
それもあり!!と私は思うのですが。
お仕立ての先生、悪気があるわけではないでしょうし
親身になってのアドバイスだと思うのですが
申し訳ないけれど・・余計な御世話(笑)
「こうあるべき」という常識?や固定観念で
着物を着たい人の気持ちや感覚をつぶさないでほしい・・・
何も知らないと、時には、間違いやとんでもない非常識なことを
することもあるかもしれませんが
そんな時には、私たち呉服屋としてアドバイスさせていただかねばなりません。
今は着物を楽しみ、おしゃれに着る時代です。
もっと、個性やセンス、感覚
「私はこんな風に着物が着たい」という考え方を
大切にしていいと思います。
そして
私も、そんなお客様の感覚を大切にしたいと思っています。
ところで、Aさんの八掛。
100歩譲って?カラシ色になさったそうです・・・
30代のAさんは、着つけのほかに仕立ても習いに行ってらっしゃいます。
そのお仕立ての教室で、紺系の紬を縫うために八掛の色を決めようと
なさったとき、
ご自分では同系色でまとめたいと意向を伝えたところ
先生はじめ、周りの生徒さんから一斉に
「若いんだから~~」と
エンジ系を勧められたそうです。
その話を聞いて
「え~~っ、やめて!!エンジはやめましょ」とあわてて、私
紺にエンジ・・・
やぼったくなりそうでNG
エンジが悪いわけではないけれど・・・
Aさんご本人を知っていたら・・
好みや着物の選び方、着方を見ていたら
やっぱりエンジじゃないでしょう・・・・と私の感覚。
「若いから、赤い色」はもう時代遅れ。
逆に若いから、グレーや同系色が素敵な場合だってあるのです。
また、Aさんのほかに、大島の生地を買って二部式の着物を作りたいと
おっしゃった生徒さんがいらっしゃったそうです。
この方も、周りの皆さんから
「もったいな~い!!」の嵐を受け断念なさったそう
確かに普通の感覚だったら、もったいないかもしれないけれど
着やすい大島で二部式の着物をつくり、それでどんどん着物を
着ようと思うのなら
それもあり!!と私は思うのですが。
お仕立ての先生、悪気があるわけではないでしょうし
親身になってのアドバイスだと思うのですが
申し訳ないけれど・・余計な御世話(笑)
「こうあるべき」という常識?や固定観念で
着物を着たい人の気持ちや感覚をつぶさないでほしい・・・
何も知らないと、時には、間違いやとんでもない非常識なことを
することもあるかもしれませんが
そんな時には、私たち呉服屋としてアドバイスさせていただかねばなりません。
今は着物を楽しみ、おしゃれに着る時代です。
もっと、個性やセンス、感覚
「私はこんな風に着物が着たい」という考え方を
大切にしていいと思います。
そして
私も、そんなお客様の感覚を大切にしたいと思っています。
ところで、Aさんの八掛。
100歩譲って?カラシ色になさったそうです・・・
同じ着物でも、お召しになる方によって
まったく違う着物になったりします。
だから、楽しいのですよね。