アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

バイオフォトンアクティベーションが私にもたらしてくれたもの

2019-11-26 14:52:16 | 心や気持ちのお話
続きです。

以前、産婦人科の池川明先生の講演会に行ったとき、先生が
「この世はテーマパークなんですよ~。どのテーマで(家族とか病気とか仕事とか)この人生を学ぶのか、
それだけのことなんですよ~。」
と軽やかにおっしゃってました。

それで私も、「もう病気っていうテーマじゃないのがいいな~」と心の中でずっと思っていたのでしょう。

本当は「凄腕セラピスト」と評されていた有賀さんには、自分の症状を詳しく話すつもりだったのに、
なぜか「病気、もう飽きちゃった」
と言ってしまったのですから・・・。

3回1セットのバイオフォトンアクティベーションのセッションを2セット受けたんですよね。

はっきり言って、私の場合、身体が楽になったということはほとんどなかったのです。

そうではなく、気持ちや行動がなぜかどんどん変わっていきました。

突然一人カラオケで歌いまくったり。

白金台のおしゃれなカフェにほぼノーメイクで一人で入って、美味しいケーキセットを堪能したり。

上手く言えないのですが、私は若い頃からいつも、自分と他の人達の間に膜のような隔たりを感じていて、
みんなと楽しそうにしているその場にいるのに、その中に入れない感覚、いつも薄い膜の外側にいるような感覚、
肉体の私はここにいるのに、心も含めた全体の自分はこの中には入れないという、疎外感のような孤独感のような感覚に
ずっと苦しんでいました。

その場が楽しければ楽しいほど、ステキな場所ならステキな場所ほど、その外側感は強く私を苦しめました。

が、その白金台のお洒落なカフェに一人で入った時、その店で楽しげにケーキセットを食べている他の人達との間の膜を
感じなかったのです。

「自分も他の人と同じに、このお洒落な空間にいるんだ。自分もこんなステキな所にいていいんだ」

初めて感じた「内側感」に、私は深く感動し喜びを感じました。

今、私はこれを書いていて、あらためて、自分から「外側感」がほぼ消滅していることに気づきました。

あれから、外側感に苦しんだ記憶がありません。

というより、そんな感覚があったことすら、これを書くまで忘れていました。

見事なほど自然に消滅していたのです。

心の中ではそんな劇的な変化があっても、舌痛症の痛みや痺れには変化はありませんでした。

でも、「いつか痛みもなくなって治るかも」と期待を持って、辛抱強く続けて通っていたわけ。

すると、5回目のセッションが終わった頃、自分の中に驚くべき変化がおきたのです。







バイオフォトンアクティベーションによる変化

2019-11-25 15:47:12 | 心や気持ちのお話
続きです。

あんまり「わからないから」と投げ出すのも良くないんで、バイオフォトンアクティベーションについて簡単に。

人の身体の細胞は、光(フォトン)を吸収したり蓄積したり放出したりするんだそうで、これはドイツの物理学者によって
照明されているんだそうです。

でも、色々な原因によって、そのフォトンの流れが悪くなったり、蓄積量が減ってしまったりする、そうすると
原因不明の体調不良みたいなのが起こってしまったりするのです。

さらに、細胞内の電子が正常な回転ではなく反転してしまっていたり回転が弱くなっていたりすると、やはり
原因不明の体調不良になってしまう可能性があります。

こうしたフォトンの流れの異常や電子の反転を治していって、身体を本来の正常な状態に戻していこうとするのが
バイオフォトンアクティベーションです。

ただ、こういう作業は機械が行いますが、有賀さんがもっと力を入れているのは、辛さを抱えている人自身の「気づき」です。

身体に起こる諸症状は、「どこか生き方が違っているよ。本来のあなたの生き方ではない生き方をしているよ」
という、心や魂からのメッセージだということです。

どこが違っていたのかを本人が探し出して受け入れて、やがて本来の生き方ってどんなだったかしらと思い出していく過程で
大きく治癒に向かうということです。

だから有賀さんは、ただひたすらに聞いているだけなのです。

有賀さんが助けてくれるわけではありません。

有賀さんは話を聞きながら、その人に必要なエネルギーを見極める優れたセラピストだと思います。これは確かです。

が、最終的に自分を治癒できるのは本人しかないのです。

今でもよく覚えているのですが、2月の寒い日、初めてセッションルームで有賀さんにお会いした私は
どういうわけかこう言ったのです。舌が痛いとかなんとかそういうんじゃなくて、

「あの、もう病気飽きちゃったんです。」

それを聞いた有賀さんは、一瞬驚いた様子でしたが、すぐに深くうなずいて言ってくれました。
「病気、飽きるよねー。」

病気に関する私のオススメ本

2019-11-08 17:37:34 | 心や気持ちのお話
続きです。

今日は、この舌痛症になってから、自分にできることは何か?を探し求めている中で出会った本、
私の推し本のご紹介です。

一冊目は、リズ・ブルボーさんの「自分を愛して!」です。

副題は 病気と不調があなたに伝える「体」からのメッセージ です。

一体何度この本を開いたことでしょう。

「スピリチュアル版家庭の医学」と帯に書かれていますがその通りで、けっこう厚い本でして、
実に様々な病気と症状について肉体面からではない観点から解説してあります。

私は参加したことはありませんが、この方は「体の声を聴きなさい」という有名なワークショップを
行っている方です。

この本を開くことで、なぜ今この症状が自分の身体に出たのかを調べることができます。

すぐに納得できるときもあるでしょうし、そうかな?と疑問に思うこともあるかもしれません。

ただ、病気の症状が出たらすぐに盲目的に病院や薬局に駆け込む前に、ちらっと読んでみて
最近の自分に向き合うのも悪くない気がします。

病気を肉体に出る症状だけではなく、心やもっとその奥の部分も含めた「私全体」として考える事ができる
ことになりますし、それは、自分で自分を癒やす第一歩だと思うからです。

だからこそ、この本のタイトルは「自分を愛して!」なんだと思います。


もう一冊は、石原克己氏の「いのちの仕組み」です。

これは泣けました。

現役のお医者さんが、日々の診療から体験したことや考えたこと感じたことがたくさん書かれています。

どれか、あなたの病気に近いものがあるかもしれません。

そして、本の帯に大きく書かれている「病むことも生きること。」に何度勇気づけられたことか。

昨日の記事に書いた、松久正先生の「死と病気は芸術だ!」もそうですが、だんだんと

「病気は悪いもの。絶対にやっつけなくてはいけない。病気になった自分が悪い。病気になった自分は不幸。」

という考えが変化してくる時代になったのかもしれません。

石原先生や松久先生のように、現役のお医者さんから声が上がっているのが何よりの証拠のような気がします。

そして、なんだかわからないけれど、これを書きながら涙ぐんでいる私がいる。

病気になりたかったから病気になっただけ

2019-11-07 18:11:16 | 心や気持ちのお話
続きです。

シリウス超医学のドルフィン先生は、様々な著書の中で繰り返し言うのでした。

あなたがなりたかったから病気になったのに、何故病気になったと嘆くのかと。

スポーツ選手になりたい、歌手になりたい、料理人になりたい・・・と同じように「病気になりたい」
があるということらしい。

実際、地球で生きていく私たちは、生まれてから死ぬまでずっと肉体と一緒に過ごすわけです。

とにかく1秒だって離れられないという宿命がある。

裏を返せば、肉体が無ければ決して得ることのできない学びができるのが、肉体を持って生きる地球人の
最大の特権なのです。

痛い、苦しい、不安だ、怖い・・・これらは肉体があってこそ最大に感じられる感情です。

そして、病気になった人はわかるけれど(いや地球人ならほぼみんな病気やってるよね)、強烈に辛いですよね、こういうの。

そして、この厳しい状態からなんとかもがきながら、色々なことを考えたり体験したりそれを誰かに伝えたり何かに役立てたり。

あるいは家族や人の愛に気づいたり、自分の内側に耳を傾けて己を大切にすることを学んだり、

そういった地球人限定のプロセスをやってみたかった、ということなのだそうです。

そして、病気になって素直にもがいて、ついで素直に学びが終われば、もう病気になっている必要がなくなるから
病気は自然に消えるか、あるいは病気と共に更に学びを深めながら穏やかに生きていくか、
学びが終了したから今回の人生を卒業するかを、その人の魂が選択するのだそうです。

私たちは最終的に死を最悪のものと認識して怖がる傾向にありますが、私だってそうですが、
ある時ふと「星の王子様」のことを思い出しました。

たしか王子様は、自分の星に帰るために毒蛇に噛んでもらったんじゃなかったかしら?

なんとなくその時思ったのでした。

死ねるって恩寵だよねって。

私は今日、松久正先生の「死と病気は芸術だ!」(VOICE社)という本を買ってきました。

ぱらぱらとページをめくってみましたが、のっけからかなり笑える本です。

これを読めば、死ぬことも病気も大喜びで受け入れられるようになるのかもしれません。

今夜から楽しみに読もうと思います。






「シリウス超医学」でシリウス的な舌痛症とのつきあいかたが始まる

2019-11-05 15:29:08 | 心や気持ちのお話
続きです。

私たち地球人は今までずっと「良い、悪い」「正しい、間違っている」を大きな判断基準として
日々を生きてきたと思います。

今も、だいたいそんな感じが普通でしょう。

病気になるのは悪いことで、健康でいるのが良いこと。

そう信じてきました。だから、健康には十分注意して生きてきたし「お大事に」とか「身体に気を付けてね」
が、挨拶の定番でした。

だから、病気になると、それは自分に降りかかってきた大変な災厄であり、その原因を探しまくって
自分のせいだと自分を責めたり、あの人のせいだ、あの出来事のせいだと外に向かって怒りをぶつけたり
してきたのです。

そして、なんとか治るために薬を飲んだり病院に行ったり、より良い医療を探してさまよったり、
を続けてきたのです。

全て「病気は悪いものであり、病気にかかっている自分は情けない存在である。健康こそが良い状態であるのだから、
とにかくなんとしても元通りの健康な身体にならなくてはならない」

という考えから発する行動です。

私だけではない、ごく一般的な考えと行動だと思います。

が、シリウスのドクターはそうは言いませんでした。

病気のあなたこそが最高なのだと。

あなたは、その病気から何かを学ぶ約束をして生まれてきているのだから、病気になったあなたこそ
最高なのです、と。病気のあなたでなくてはダメなんですよ、と。

それでいいんです。そのあなたでいいんです。と。

「そんなこと言ったって!」と反発するどころか、やっとなぜか安心できたのです。

なんだそうか、これで良かったのか。

振り返れば、長い舌痛症の日々のターニングポイントがここだったのでしょう。