アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

平塚市美術館にて

2010-04-30 14:03:44 | 日記
今、平塚市美術館では「長谷川りん(変換できない漢字でした。さんずいに隣という字の右側部分が
くっついた字)二郎展」というのを開催しています。

昨日は、岩手県立美術館の館長、原光氏による講演会もあり、主人と行ってきました。

長谷川りん二郎作品については、また改めて述べることとします。
(とてもマイナーな作家ですが、とても良かったです。おすすめです。)

そこで、久しぶりに平塚市美術館のK館長にお会いしました。
あいかわらず眼光鋭く、すごいオーラ。

思わず緊張してご挨拶すると、ニッコリ微笑まれ、私のワークショップについて
「とても評判が良いですよ。これからも、どうぞよろしくお願いします。」
と、おっしゃってくださった。

ああ!!
天にも昇る気分。
人生、悪いことばっかりじゃないわ~!!

そういえば、先日、平塚市美術館でコラージュワークショップをさせて頂いた後。

参加した皆さんの明るい元気なエネルギーを、私もたっぷり受け取って、自分自身、ずいぶん
明るく元気な気分になりました。

それで、その気分のまま、次男に
「投薬治療中は、アルコール飲まない方がいいよ。治療が終わったら、晴れていっぱい飲んだら
いいよ。」
と明るく言うことができたのです。
心配いっぱいの、陰に籠もった調子じゃなくね。

次男は、「あ~」と、気のない返事をしましたが、驚いたことに、実際それから飲まなくなりました。

ああ、やっぱりアートワークってすごいわ、私には。


やっぱりコラージュ!

2010-04-26 16:35:44 | アートセラピー
土曜日、今年初めて、平塚市美術館で、親子コラージュのワークショップをさせていただきました。

個人的には、悩みや悲しみもあるけれど・・・しかも朝はえらく寒かったけど・・・おまけに
東海道線が人身事故で遅れてたけど・・・

でも、しっかりスイッチ入れ替えて、バッチリやってまいりました!

美術館行事にしては珍しく、この日の参加者のみなさんは、始まり時刻を過ぎてゆるゆると
集まり、エンジンがかかるのも、わりかしゆっくりでした。

が、エンジンがいったんかかるともう止まらない。

ワタクシ「11時20分を目安に仕上げていきましょう。」と
最初にお伝えしたはずだが、「聞かなかったことになっていた」ような感じで、その時間、みなさん
「楽しい!」「もっともっと!」
と切り抜きに夢中。

えー、ちょちょっと、これじゃー終わらないかもよーと焦って
「そろそろ、並べて貼りましょうか。」

と声をかけるも、再び「聞かなかったこと」にされたのか、「楽しい!」「もっともっと!」が止まりません。
焦っているのは、ワタクシだけである。

で、もうホント、ワーク全体の終了時刻ギリギリに全員仕上がりましたので、もうその後は
バタバタで、残念ながら、撮影できなかったのですが、「楽しみ尽くした」という完全燃焼系作品の
オンパレードで、すばらしかったです。

「ふり返り」の時間なんて1分もなかったけど、
「楽しかった~~!」
というエネルギーが、狭くはない美術館のアトリエに充満していました。

なんていうか、作品1枚1枚が「楽しい~!」と大喜びしているような感じなんですよね。
当然、参加者の皆さんも、満面の笑顔。

いやー、すごい充実感。

そして、その空気の中にいた私がどうなったかというと、なにか、エネルギーの滞りが抜けたように
スカッと元気になったのです。

自分は、皆さんのアシストをさせていただくだけで、作らなかったのに、それでもこんなに
元気になれる。
見ているだけで、喜びや楽しさが共鳴してくる感覚です。

やっぱり、コラージュって最高だわ

情報過多で心配過多

2010-04-22 17:10:36 | 青年の子育て
たぶん、セラピストの勉強なんてしているものだから、心の面についての情報やら
ちょっとした知識やらが、多すぎるのだと思います。

それで、あることないこと、すごく深刻に捉えて、必要以上に反応して心配してしまう
傾向が、自分にはあるように思います。

たとえば、次男は、小さい頃から事故や怪我が多い子でした。
高校に入ってからも、自転車事故が多かった。

今、我が家のマンションの部屋で、彼の部屋のみが、ゴミ屋敷と化しています。
「片づけられないオトコ」である。

ここまでくると、もう「おとなのADHD」か、という発想になり、また心配ごとがふえてしまう。

しかし、図書館で、おとなのADHDに関する本を借りて読んでみると、当てはまる所もあるけれど、
あてはまらない所もけっこうあるな、というレベル。

(実は、夫の方が当てはまるのです。前から気になっていたんだけど。)

「そういう傾向もある」
ということで、「落ち着きなさい、ワタクシ!」と、自分に言い聞かせているわけです。

やっと少し・・・

2010-04-21 15:51:12 | 青年の子育て
何日ぶりかで、ブログ更新であります。

頭痛もありましたが、それより何より、エネルギーが激しく低下していて、その日の家事等を
こなすのがやっと、みたいな日々でした。

原因は、やはり次男。

今度は飲酒だ。

「捨てる」と決めても、やはり一緒に暮らしていればいろいろ目に付くし、そうなると
親だから、やっぱり気になるし、心配になるというもの。

彼はまだ19才。
でもまあ、大学2年生だし、友達に誘われて飲んだり、バイト先の仲間の送別会で飲んだりするのは
良しとしましょう。

それは、かまわない。きっと楽しいんだろうし。

でも、家でもひとりで飲んでいる。しかも毎晩。
缶チューハイとか、さらりとした梅酒とか・・・口当たりが良くて、ジュースみたいな感覚で
飲んでしまうんだろうね。
でも、アルコール度数は、7~10くらいある。
最初は3~4くらいだったのに。

すぐ近所のドラッグストアで買ってくるんだけど、どうして年齢確認してくれないんだろう?

どうして毎晩飲むんだろう?
精神薬だって飲んでいるのに。
このまま依存症になってしまったら、どうしよう?

男性の場合、飲酒を始めてから依存症になるまでには、20年近くはかかるだろうけど
そのころはこっちも高齢者だから、とてもじゃないけど、彼を支えられないよ、とか
もう、あること無いこと、さまざまな妄想にとりつかれて、本当に苦しかったのです。

そんなとき、思いがけない伏兵として援軍に立ち上がってくれたのが長男でした。

めったに人と話をしない彼の、話の聴き方のすばらしさや、洞察力というか思慮の深さに
驚嘆して、深く感動したのだけれど、彼の言葉の中には、母としてはつらい真実もあり、
しかもそのこと、次男と私のつらい関係は、そっくりそのまま私と母とのつらい関係の
鏡でもあったことに気づいて、もう本当に、深く深く心が沈んでいってしまったのでした。

この数日間は、あんまり「生きている」実感が無かったなぁ・・・。

家族と話すのがやっと。
他人と話す気力も無く、ブログのような、たくさんの人と話すみたいなことは、とうてい無理
という状態でした。

今日は、少し良いみたいなので、久しぶりにぼそぼそ書いてみました。

マンダラ塗り絵 

2010-04-16 15:23:09 | コラージュ作品
「地球温暖化」というのは、いったいどの惑星の話だろう?と思う日々です。

今って4月? まだ2月だったっけ?
桜が咲いて散ってから、再び冬が来るとは・・・

でも、もうすぐゴールデンウィークなのですよ・・・信じられな~い!
そして、スーパーの野菜の値段も、信じられな~い!

この気候のせいか、はたまた更年期のせいか、頭痛がまた始まってしまいました。

なので、長くはパソコンに向かえませんが、前回に引き続き、すてきなマンダラ塗り絵作品を
ご紹介します。

こちらの作品は、色鉛筆ではなく、油彩マーカーを使って塗ったものです。

実は彼女は、以前に、色鉛筆でマンダラ塗り絵をしたことがあるのです。
今回は、違う画材に挑戦したのですね。
すばらしい探求心だと思いました。

女性の作品ですが、画材が、色鉛筆でなく油彩マーカーなだけで、すごく力強く見えますね。
なにか、アフリカあたりの先住民の芸術みたいに見えます。

でも周りは、彼女が大好きなワンちゃんの写真がいっぱい貼ってあります。

力強さと可愛さが、彼女の中に共存しているんでしょうね。