アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

マンダラ塗り絵のワークショップ

2016-03-30 13:57:31 | アートセラピー
昨日、一人の受講生として、マンダラ塗り絵のワークショップに参加してきました。

楽しかったわ~!

やっぱり、たまには、自分が癒やされる側、セラピーを受ける側になることも、とっても大切!

いろいろな図柄がありましてね、マンダラというと、円の中に放射状の美しい形が規則正しく並ぶのが
スタンダードですが、私が選んだのは、かなり自由な図柄でした。



「へぇー、これもマンダラなのねぇー」
と、塗り始めました。

いやー、楽しいわぁ・・・私の塗り絵ワークショップの参加者さんが、口々に
「何も余計なこと考えないで集中できて、とても楽しいし、気持ちもスッキリしました!」
とおっしゃるのが、すごーくよくわかったわぁ!!

けっこう早く塗り終えたのと、全体を包みたいという欲求が最初からあったのとで、仕上げは
こんなふうになりました。



実はこのマンダラ、それぞれの図柄には「問いかけ」があり、塗り終えたら、その問いかけに、
心の中で向き合うのです。

この図柄の問いかけは
「星の数ほど、人生は可能性に満ちています。あなたはその中のどこを目指し、何を選択しますか?」

そして、その下には
「ほんの少し、自分のひらめきを信頼し、そのうちのどれかひとつに取り組んでみましょう」
と、書かれてありました。

偶然にも、ちょうど数日前、私は、はっきりとした目指すものを見つけ、新しい取り組みを選択したばかりでした。

完成した作品、なんか胃袋みたいに見えるでしょう。

キラキラした、私の可能性も選択も、すべて、もう私の腹の中にあるのだわ・・・。

むふふ、我ながらばっちりぢゃないの。

呆れかえるわ○○○市役所

2016-03-29 19:36:46 | 日記
始めに、一言・・・本日のブログネタは怒りネタ!であります。

怒りの感情が苦手な方は、今日のは読まないでね。

2月のある日のことだったと思います。

私の住む○○○市の、市役所から、突然電話がありました。

以前、市の外郭団体の主催するセミナーに参加したことがあり、その名簿をもとに
電話をしてきたようです。

話の趣旨は、地域福祉推進協議会というのがあって、それの「公募委員」に応募して欲しい
ということだったのです。

非常にていねいに、下手に出るように話をされましたので、委員になる人がいなくて
困っているのかと思い、仕事もあるし、体調も今ひとつなんだけど、何かお役に立てるならと、
了承いたしました。

そしたら、相手の職員さんは、すごく喜んだのね。

で、「あ、まぁ、そんなに喜んでもらえたなら、よかったわ。」
と、単純に思ったわけですよ。

ところが、翌日くらいに市役所から封書が届きまして、それに、申込書と共に、なんと
志望動機を書く申請書が入っていたのです。

突然電話があって、頼まれたから了承したのに、志望動機って何?しかも800字も??
どーいうこっちゃ、と思いました。

かなりムッとしたけど、まぁなんとか書きました。

「今まで、地域福祉に関しては、あまり関わりが無く過ごしてきてしまいましたが、高齢の両親も近くに住んでおり、
また、自分たちも、いずれは高齢者になっていくので、この機会に、委員会に参加させていただき、
いろいろな方の意見を聞いたり、現状を知ったりして、学びたい・・・。」

というような、けっこうマトモな事をまとめて書き、すぐにFAX送信いたしましたですよ。

これだって、かなりの時間を使ったのですよ。

ところが!!

今日、市役所から届いた封書には、なんと、こう書いてあったのだわ。

「この度は、○○○市地域福祉推進協議会委員の公募にあたり、ご応募をいただきまして誠にありがとうございました。
さて、選考委員会において公募委員の選考を行った結果、今回は残念ながら選考には至りませんでしたので
お知らせいたします。・・・」

ですって!!

人の時間や善意をなんだと思ってるんだ???

なんなのでしょうね~~っていうか、やっぱりお役人さんて、あたしら一般人とは感覚違うのかしら~~??

はぁ~~、ごめんね~みなさん・・・つい愚痴ってしまいました。

明日からまた、明るい話題にしていくわ


お腹の赤ちゃんとのアートセラピーって、すごく大事なことな気がしてきた!

2016-03-28 13:58:16 | アートセラピー
昨日の記事に書いた、お腹の赤ちゃんと一緒に絵を描くワークですが、
以前にも、他のママたちと行ったことがあります。

その時は、平日だったせいもあり、ママたちだけでしたが、やはり、とても楽しい幸せな
時間でした。

一人のママは、もう臨月でした。
そして、生まれてくる子が男の子だと、もうわかっていらっしゃいました。



もう一人のママは、臨月ではなかったけれど、大きなお腹の中には、双子の赤ちゃんがいました。



ワークの時も、お二人から
「とても楽しかった、良い時間を過ごせました。」
と、言っていただけたことは嬉しかったです。

が、本当に嬉しかったのは、そのずっと後に聞いたことでした。

出産の時、また、産んでからの子育ての時、この、お腹の中にいた我が子と心を通わせながら
絵を描いた体験が、とても支えになった、と聞いたとき、本当に、このワーク考えて良かったと
思ったですよ。

産んでいる時は、それこそもう死にもの狂いに大変だけど、
「ママに会うの、楽しみにしてるよ。」とか
「早くみんなに会いたい!」
というメッセージを受け取っていて、「絵」としてそのメッセージが存在していたら、
「一人で苦しんで産んでるんじゃない、赤ちゃんも一緒なんだ」って、知識じゃなくて
もっとはっきりした感覚でわかって、うんと励まされるのではないかしらって思うのです。

生まれてからも、赤ちゃんは、泣くことも多いし、言葉を話せませんから、やはりママも
疲れたり途方に暮れたり・・・ということは、普通にありますよね。

そんな時、この絵があるということは、単なる「良い思い出」などのレベルではなく、
ちゃんと、赤ちゃんとは生まれる前からすでに心が通いあえていたんだ、だから大丈夫なんだって
ママは思えるのではないか、この絵がママを支えてあげられるんじゃないかって、思えたのです。

だからねぇ、なんか、このワーク、今まであまりやらなかったけど、すごく大事なことのような気がしてきたですよ・・・。

お腹の赤ちゃんと絵を描く幸せ

2016-03-27 16:33:55 | アートセラピー
昨日は、とっても幸せなパステルのワークをしました。

まずは、ご家族で、ウォーミングアップに「円」を描きました。
左から時計回りに、お父さん、ばあばさん、3才の娘ちゃん、お母さんの作品です。



気に入った色を使って、ゆっくりと穏やかに描いていきます。
これだけで楽しいし、リラックスもできちゃいます。

それから今度は、ご家族3人で、ママの大きなお腹に手を当て、お腹の中の赤ちゃんと
手と心でお話をしました。

静かにじっと耳をすませ、心をすませて。



そうして、今お話ししたこと、感じたことを、絵に描いていきました。



1枚目は、お腹の赤ちゃんへのメッセージを込めて、




(上段左から時計回りに、パパ、ママ、娘ちゃん)

2枚目は、赤ちゃんから受け取ったメッセージを、




(左がママ、右がパパ)

それぞれのイメージを、ていねいに絵に描いていきました。

裏には、言葉も書きました。

描くごとに、皆で感じたことをシェアしあいながら、ゆっくりと進めていきましたが、
時間とともに、アトリエの中に、なんというか、幸せのエネルギーみたいなものが満ちあふれてくる感じで、
なにかもう、泣きそうになってしまいました。

まだ生まれてない、お腹の赤ちゃんの笑う声が聞こえる気がして・・・。



小さな絵本作家、始動!

2016-03-26 19:23:00 | アートセラピー
月に一度、私のところにお絵描きに来てくれる、小学2年生の女の子Mちゃん。

今日は、ちょうど桜も咲いてきたことだし、桜の木を描こうね・・・と始めたのですが。

「この間もらった通知表で、国語、図工、音楽がとっても良かったの。」
と、嬉しそうに話すので

「そう、それはすばらしいね!そしたらさ、大きくなったら、お話を作って、それに挿絵を描いて、
ピアノを弾きながら、その絵本を読んで聞かせるみたいなお仕事ができるわね!」

と、言いましたところ、もうすっかりその気になってくれちゃいまして、「大きくなったら」
なんて、とても待てない雰囲気。

「じゃ、3年生になったら(もう来月なんですが)作ろうか?」と言うと、それも待てない雰囲気。

Mちゃんの全身から「今、お話作ってお絵描きしたいの!今したいの!」
というエネルギーがあふれてきてるのがわかりましたので、
「うんうん、じゃ、そうしようね。」
と、たちまち路線変更。

私のお絵描き教室は、絵画指導なんてしなくて、思いっきり楽しく自由に表現できるように、
見守りサポートする場なので、本人の気持ちのままに、当初の計画から大きく変わることは、ざら。

それで良いし、それが良いの。

「やりたい!やってみたい!」
と思ったことを、ためらわず怖がらず大喜びでやってみるって、大事なことだと思うのです。

小さい時にこういう体験をしていると、大きくなって、同じような場面に遭遇したとき、
ためらわず恐れず、大喜びでチャレンジできるんじゃないかって思うのです。

結果を気にして、何もしない人生なんてつまらないもの。

転ばないことが、人生の目的じゃないもの。

怖れよりワクワクが勝る人生であって欲しい。

で、もうさっそく始まっちゃいましたよ。

「にゃん太と桜の木」

がんばれ~!小さなM画伯!