続きです。
この記事は、いろんな方向に話が飛び散ってますが、もともと舌痛症という私の病気から始まったものです。
で、一番最初の舌痛症にもどりますが、東京医科歯科大学の付属病院にある「歯科心身医療外来」にやってくる
私と同じ舌痛症の患者さんを見ていると、なにか共通の雰囲気があることに気がつきました。
皆さん、非常に神経質そうな感じの人が多いのです。身体もやせ気味でね。
女性なんて、病院の外来に来るだけなのに、服装やバッグなど隙の無い格好をしていらっしゃるわけ。
歯科心身医療の診察室は、いろんな外来のある長い廊下の一番奥にあるのですが、もうその廊下を歩いている時点で
「あ、この人は歯科心身に行く人だ」
と、わかってしまう。
それくらい、神経質で几帳面な性格が際立って見える人達だと感じます。
特に、病気の初期には痛みが激しいですから、暗くてぴりぴりした感じ、あるいは逆に、
きっちり生きてきた自分に対処できない事態に見舞われた無力感のような雰囲気が漂っています。
つまり、私も正にそういう雰囲気の人だったということです。
過去形にして書きましたが、もうすっかり違う人格になれたわけではありません。
自分を変えるなんて、そんな甘いもんじゃありませんワタシの場合。
でも、自分を客観的に知るだけで、少しずつ変えられることもわかってきました。
このブログ記事は、今舌痛症という認知度の低い病気に悩む方がいたら、少しでも役に立てればと思って
書き始めたものですが、この病気には、ある程度鈍感であることが有効であると強く感じます。
あなたの繊細さ、敏感さは、周りの人には心地よい振る舞いやサービスだったとしても、
時としてあなたを疲れさせ、この病気の痛みを強く感じさせてしまう可能性が大いにあります。
「やらなくてもいいや」「キャンセルしたっていいや」と思えること。
「私がやらなくちゃ」「ちゃんとやらなくちゃ」「キャンセルなんてしたら、みんなにすごい迷惑がかかってしまう」
と考えて、無理して笑顔で任務遂行するのをやめることです。
これも、自分を愛する・自分を大切にする、大きな方法のひとつです
それを繰り返せば、たとえ何かをいつも通り自分でやらなくても、イベントをキャンセルしても、世の中がひっくり返ることも無いし
自分が殺されることもないとわかってくると思います。
自分の内側に対しても外界に対しても、おおらかにしてあまり追求せず、それまでの敏感で繊細なレベルを下げていくこと。
そういう性格や長年の習慣がきっちり身についている人には、すぐには難しいかもしれませんが、
私の経験では、これは症状の改善にとても役立ちました。
というのも、だんだんおおらかになっていくにつれ「痛くたって死なないしな・・・」と、良い意味でいい加減な態度で
症状と向き合えるようになったからです。
この記事は、いろんな方向に話が飛び散ってますが、もともと舌痛症という私の病気から始まったものです。
で、一番最初の舌痛症にもどりますが、東京医科歯科大学の付属病院にある「歯科心身医療外来」にやってくる
私と同じ舌痛症の患者さんを見ていると、なにか共通の雰囲気があることに気がつきました。
皆さん、非常に神経質そうな感じの人が多いのです。身体もやせ気味でね。
女性なんて、病院の外来に来るだけなのに、服装やバッグなど隙の無い格好をしていらっしゃるわけ。
歯科心身医療の診察室は、いろんな外来のある長い廊下の一番奥にあるのですが、もうその廊下を歩いている時点で
「あ、この人は歯科心身に行く人だ」
と、わかってしまう。
それくらい、神経質で几帳面な性格が際立って見える人達だと感じます。
特に、病気の初期には痛みが激しいですから、暗くてぴりぴりした感じ、あるいは逆に、
きっちり生きてきた自分に対処できない事態に見舞われた無力感のような雰囲気が漂っています。
つまり、私も正にそういう雰囲気の人だったということです。
過去形にして書きましたが、もうすっかり違う人格になれたわけではありません。
自分を変えるなんて、そんな甘いもんじゃありませんワタシの場合。
でも、自分を客観的に知るだけで、少しずつ変えられることもわかってきました。
このブログ記事は、今舌痛症という認知度の低い病気に悩む方がいたら、少しでも役に立てればと思って
書き始めたものですが、この病気には、ある程度鈍感であることが有効であると強く感じます。
あなたの繊細さ、敏感さは、周りの人には心地よい振る舞いやサービスだったとしても、
時としてあなたを疲れさせ、この病気の痛みを強く感じさせてしまう可能性が大いにあります。
「やらなくてもいいや」「キャンセルしたっていいや」と思えること。
「私がやらなくちゃ」「ちゃんとやらなくちゃ」「キャンセルなんてしたら、みんなにすごい迷惑がかかってしまう」
と考えて、無理して笑顔で任務遂行するのをやめることです。
これも、自分を愛する・自分を大切にする、大きな方法のひとつです
それを繰り返せば、たとえ何かをいつも通り自分でやらなくても、イベントをキャンセルしても、世の中がひっくり返ることも無いし
自分が殺されることもないとわかってくると思います。
自分の内側に対しても外界に対しても、おおらかにしてあまり追求せず、それまでの敏感で繊細なレベルを下げていくこと。
そういう性格や長年の習慣がきっちり身についている人には、すぐには難しいかもしれませんが、
私の経験では、これは症状の改善にとても役立ちました。
というのも、だんだんおおらかになっていくにつれ「痛くたって死なないしな・・・」と、良い意味でいい加減な態度で
症状と向き合えるようになったからです。