コラージュやパステルなどの、アートセラピーワークをやっていて、いつも
「これも、アートセラピーの大事な効果のひとつだなぁ。」
と、実感することがあります。
それは、できあがった作品を通じて、お互いへの暖かい関心を持つようになること、
相手の人を「理解しよう」という、暖かく積極的な気持ちが自然に出てくること、
批判のような気持ちを持つことなく「あー、そうなんだ」と思えること、です。
面識のありすぎるような家族間でも、まったく面識のない参加者同士でも、このことは
平等におこります。
ここが、すごく不思議でもあり、感動的なところでもあります。
この作品も、先日の平塚市美術館での作品です。
まだ小学校1年生くらいの双子の姉妹を連れた、お母さんの作ったカードです。
下の作品の一番左側。
茶色い切り抜きが、くちゃくちゃっと見えるでしょう。
あれは、長い切り抜きを、蛇腹みたいに折り曲げて貼ってあるんです。
「どうしても、切りたくなかったんです。」
と、お母さんが言うのを聞いて、なにか妙にそれが腑に落ちて
「そうだったんですね。」
と、言いました。
他の参加者の皆さんも
「ああ、そうなんですね。」と、うなずいていました。
その「ああ、そうなんですね。」が、通り一遍でなくて、なにかとても、深いところで納得して
いるような暖かさを感じたのです。
もし、もっと時間があって、お互いの作品について語ることができたら、みんな喜んで
話したり、耳をかたむけたりしたと思うのです。
作品を見ていると、不思議に「知りたい」という、「暖かい好奇心」とも呼べる感情が出てきます。
いま、他人に無関心で、コミュニケーション能力が低い人が多いと聞きますが、アートセラピーって
この方面にも、有効なんじゃないかしらって思います。
「来る時はそんなでもないけど、帰るときには、結局みんな、すごい笑顔で帰るんですよね。」
と、先日、ワークをサポートしてくださる美術館のスタッフの方が言ってました。
そうなんだよね・・・いつもそうなんだよね・・・だからやめられないんだよね・・・。
「これも、アートセラピーの大事な効果のひとつだなぁ。」
と、実感することがあります。
それは、できあがった作品を通じて、お互いへの暖かい関心を持つようになること、
相手の人を「理解しよう」という、暖かく積極的な気持ちが自然に出てくること、
批判のような気持ちを持つことなく「あー、そうなんだ」と思えること、です。
面識のありすぎるような家族間でも、まったく面識のない参加者同士でも、このことは
平等におこります。
ここが、すごく不思議でもあり、感動的なところでもあります。
この作品も、先日の平塚市美術館での作品です。
まだ小学校1年生くらいの双子の姉妹を連れた、お母さんの作ったカードです。
下の作品の一番左側。
茶色い切り抜きが、くちゃくちゃっと見えるでしょう。
あれは、長い切り抜きを、蛇腹みたいに折り曲げて貼ってあるんです。
「どうしても、切りたくなかったんです。」
と、お母さんが言うのを聞いて、なにか妙にそれが腑に落ちて
「そうだったんですね。」
と、言いました。
他の参加者の皆さんも
「ああ、そうなんですね。」と、うなずいていました。
その「ああ、そうなんですね。」が、通り一遍でなくて、なにかとても、深いところで納得して
いるような暖かさを感じたのです。
もし、もっと時間があって、お互いの作品について語ることができたら、みんな喜んで
話したり、耳をかたむけたりしたと思うのです。
作品を見ていると、不思議に「知りたい」という、「暖かい好奇心」とも呼べる感情が出てきます。
いま、他人に無関心で、コミュニケーション能力が低い人が多いと聞きますが、アートセラピーって
この方面にも、有効なんじゃないかしらって思います。
「来る時はそんなでもないけど、帰るときには、結局みんな、すごい笑顔で帰るんですよね。」
と、先日、ワークをサポートしてくださる美術館のスタッフの方が言ってました。
そうなんだよね・・・いつもそうなんだよね・・・だからやめられないんだよね・・・。