姉妹の「富士山初日の出図」

今日は大晦日。

今年もぼちぼちしか書けませんでしたが、それでも読んで下さった読者の皆さま、本当にありがとうございました。

先日の記事では、ギリギリクリスマスのタイミングでのクリスマスカードの絵でしたが、
今回も懲りずに、お正月ギリギリのタイミングでの富士山初日の出の作品です。

まずは一枚目。

お姉さんの作品


妹さんの作品


偶然にも同じような色の富士山になりましたね。

でも、空の色と太陽の位置でだいぶ印象が変わりますね。

そして二枚目。一枚目で描き方がわかったので、うんと自由に、その人らしさが発揮されます。

お姉さんの作品


太陽がほんの少ししか見えないのが逆に、「さあこれから！」という強い希望みたいなものを感じさせます。

妹さんの作品


こちらの太陽はフリーハンド。富士山も赤くて、文句なしの強いエネルギーを感じます。

きっとお二人とも、これらの作品を飾って明るいお正月を迎えられることでしょう。

さて、最後に私の富士山初日の出図です。


どうぞ皆さま、よいお年をお迎えください。

今年も誠にありがとうございました。

ギリギリでクリスマスカードです

ああ、今日はクリスマス。

ずっと書こう書こうと思っていて、なんかだらだらと日が過ぎてしまって

しかし今日こそ、クリスマスにまつわる話題を書けるタイミング最後の日。

書きます。

ある日、聴覚＋何か、の重複障害の幼稚園児とパステルのお絵かきをして欲しいというメールが届きました。

幼稚園児というだけでも大変というかやったことがない（私のワークは基本大人向け）のに加え、
重複障害と聞いただけで、もう自分の力量ではとても無理だと判断し、お断りのメールをいたしました。

するとすぐに、支援員の方がつくのでなんとか検討して欲しいと返信が来まして、困り果ててしまいました。

が、しばらくうーーんと空をにらんでいるうちに、ふいに「これならできるかも」というアイデアがひらめきました。

そして、その手順がありありと頭の中に見えてきたのです。

おお、見えない誰かが私を助けてくれたんだな・・・と思い依頼をお引き受けすることにいたしました。

当日も不安はあったのですが、やってみたら大成功！

子どもたちはみんな、夢中になって楽しんでくれました。

いわゆる綺麗とか、カワイイとかとは少し違うかもしれませんが、無邪気で味のあるクリスマスカードが
できあがりました。

なにより、「楽しい！」というエネルギーがいっぱい乗っていて、それがとってもいい感じだと思うんです。

ママ達のクリスマスカード

先日、地元の子育て広場で、子育てママ達とクリスマスカード作りを楽しみました。

参加者は４名。

皆さん、０才～２才くらいのお子さんを持つお母さん達です。

最初、子どもたちをスタッフさんに面倒見てもらって、自分たちが楽しい時間を過ごす事に
罪悪感を感じてしまう、という言葉がほぼ全員のお母さん達の口から出ました。

それを聞いて、思わず力説してしまった。

「罪悪感感じる必要なんて、ひとつもないのよ！　ママ達が楽しい気持ちでいれば、お子さん達も
安心して楽しい気持ちになれるものよ。　なかなかない機会なんだから、うんと楽しんでね！」

本当にそう思うのです。

お母さんの気持ちが楽しく朗らかで笑顔であれば、それはそのまま子どもたちに伝わるでしょう。

日本のお母さん達は真面目で、ついついいろんな事を我慢しすぎる傾向にあると思うし、
社会全体も、お母さん達に「自分を犠牲にしても良き母であれ」と無言の圧力をかけているように
感じてしまいます。

そういうお母さんの心のストレスもまた、そのまま子どもたちに伝わってしまうことでしょう。

罪悪感を感じて我慢することと、罪悪感を手放して楽しい時間を自分に許すこと、
どちらが子どもたちをハッピーにするか一目瞭然なのではないでしょうか。

さて、セラピストの鶴の一声で（？）罪悪感を手放したママ達。

その後は、夢中になって楽しんでくれました。

一枚目はこんな感じ。



二枚目は、より自由に楽しんで、こんな感じ。



どのお母さん達も、部屋に来た時とまるで違う明るい表情で帰っていったのが印象的でした。