アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

パンパステルで描いた月

2013-09-26 11:26:17 | パステルシャインアート
今日は、涼しいですねー。

同じ気温でも、昨日は湿度が高くて、風も南風ぽくて、むわーと暑かったのに、
今日は北風なので、しかもかなり強く吹いているので、半袖では寒いくらい。

でも、ちょっと動くと、もう暑いんですけどね。やっぱりまだ残暑かな。

さて、昨日にひきつづき、今日もパステルシャインアートによるお月様の絵です。

が、これは、画材が違うの。

同じパステルでも、パンパステルといいまして、すごく柔らかくて粒子が細かいパステルです。

パステルって、普通、クレヨンみたいな形ですが、これは、お化粧品のファンデや頬紅みたいな
丸いケースに入っているのです。

すごく発色が良いのです。
くっきり見えるでしょ。ほんのわずかの量でも、しっかり塗れます。

また、重ね塗りも自在で、例えば、昨日の作品では、あれはいつものハードパステルを使っているので、
うさぎさんをピンクで塗ろうと思ったら、一回練り消しでうさぎの型を抜いてからピンクのパステルを
塗らなければなりません。

でも、パンパステルの場合は、そんなことしなくてよいの。
いきなり、型紙をおいて、ピンク色を塗っても、はっきり色が重なるのです。

水彩絵の具でたとえると、透明水彩絵の具とアクリル絵の具の違いみたいな感じかな、と思います。

ごく最近できた、新しい画材ですが、なかなか使い勝手は良いです。

ただ、はっきりした色合いの絵に仕上がりますので、ふわりとした感じが欲しいときには
従来のハードパステルやソフトパステルがいいですね。

画材によって、同じテーマでも、かなり違う印象になりますね。

パステルでお月様

2013-09-25 13:41:19 | パステルシャインアート
久しぶりに、パステルシャインアートです。

お月様とうさぎさん。

9月19日の満月は、すばらしかったですね。

台風が通り過ぎて、よどんだ空気が吹き払われたみたいに、空が澄み渡っていました。

「お月様って、こんなに光るんだー。」
って、驚いてしまって、しみじみ眺めていました。

「煌々と光る」っていうけれど、ほんと、あんまりじーっと見ていると、目が痛くなるほどでした。
恐いくらいにきれいだった。

昔は、夜、暗かったから、お月様の光はもっと明るく照らしてたんでしょうね。

やっぱり、夜の空の主役だわねー。

見た目で損をしないために 2

2013-09-22 16:07:36 | 日記
人の「見た目」に関する非言語コミュニケーションは、実にたくさんあります。

外見(体型、容姿、衣服、アクセサリー・・・)、動き(姿勢、仕草、立ち居振る舞い、癖・・・)
表情(顔の向き、目の動き、アイコンタクト・・・)、声(大きさ、高さ、抑揚、間、なまり、沈黙・・・)
空間(相手との距離、居心地・・・)などなど。

わずか数分、その人と一緒にいることは、言葉で「この人はこういう人です」というよりはるかに
膨大な量の情報を受け取れる、ということです。

お互いにね。自分が受け取るのと同じに、自分も受け取られている。

体型とか容姿とか、元々のものは、あまり手を付けられないけれど、他の要素は
「もっとステキにしよう。」
と思えば、改善できる余地はありますよね。

ただ、自分のそういう姿って、実はよくわかんないと思う。

人と会っている時のビデオとか見れば、一目瞭然なんだろうけど、タレントじゃないからねー。

・・・ということは、日頃から「ステキだなぁ」と思う人の様子をよく観察して、それをまねる努力をする
っていうのが、改善の一番の早道かしらね?

でも、「表情」なんかは、自分自身で精進努力すればステキになるんじゃないか、と思います。

表情は、ずばりその字のごとく「こころのあらわれ」だものね。

心をきれいにすれば、表情もおのずときれいになるってことよね、単純に言えば。

そういえば、タルムートというユダヤ教典の一節に
「表情は最大の密告者」
というのがあって、私は読んだ瞬間、うううっと唸ってしまったことがあります。

ほんとにそうですよね。恐いねぇ。

表情は嘘をつかない。嘘をつき続けられない。

誠実に生きないと。ね。

見た目で損をしないために

2013-09-21 13:52:30 | 日記
残間里江子さんが主催する、大人の文化を創るネットワーク「クラブ・ウィルビー」というのがありましてね、
私は、それの会員なのです。

(会員になるのは、とっても簡単。クラブ・ウィルビーのホームページから登録するだけで良いの。
お金もかかりまへん。)

で、そのクラブ・ウィルビー主催の講演会に行って来ました。

お題は「見た目で損をしないために」
  ~第一印象をアップする非言語コミュニケーション術~

というもので、講師は「人は見た目が9割」等の著者、竹内一郎さんでした。

「人は外見じゃない」とは聞きますし、それは嘘ではないと思います。

しかし、かの綾小路きみまろさんも言っていた。
「みなさん、人は、外見や能力じゃありません。見た目です。」

この講演会での「見た目」は、主に「第一印象」についてのものでした。

第一印象・・・それは、人間が持つ野生動物の直感のようなもので、つまりそれは
「自分にとって危険な者からは逃げる」という生命維持に大切な部分が入っているのだそうです。

言われてみれば、そうですね。

「あの人、ちょっと恐そう。距離をおこう。」
というような判断は、無意識的に瞬時にできます。

そして、そういう動物的直感というのは、当たるんだそうです。
そりゃそうよね、自分を守るための直感力だもの。当たらなきゃ危険、ていうことですものね。

だからね、第一印象から得られる直感的情報は侮れない、ということなのです。

そして、大切なのは、自分自身も、そういう動物的直感的鋭さで、相手から見られている、
ということを自覚することだって、言われました。

私たちは、他者を第一印象で見ているのに、自分自身もそうなんだっていう自覚が、しばしば
足りないんだっていうお話でした。

あ~なるほど~納得できるわ~。

アートのおもしろさ

2013-09-20 09:54:07 | 美術・芸術
先日、神宮外苑近くのアートギャラリーに行って来ました。

小中学校時代の親しい同級生で、木を使ったアーティストがおりまして、彼女も
出品するというので、案内はがきを頂いたのです。

内容が、すごくおもしろいの。

121名ものアーティストが参加するのですが、全員30センチ×30センチの作品なのです。
(額があれば、額の大きさが30×30ということ)

一人2点の発表なので、242点の作品がダーッと壁に並んでいて、それはそれはにぎやかで楽しいの。

案内をくれた彼女と、ひとつひとつ見て回ったのですが、お互い、気持ちにヒットする作品が違ったり
同じだったり。

アートは、こういう「自由さ」が良いなぁ、とつくづく思いましたね。

作品は、作品として、ポンとそこにある。

それに対して、見る側は、自由に感じて良いのです。

好き、あまり好きじゃない、気持ちいい、気持ち悪い・・・

表現も多様なら、見る人の感覚も多様。

そういうのが自由に許されるのが、アートの世界なんじゃないかと思います。

だからね、ピカソが偉大だからって、ピカソが好きじゃなくたって良いのよ。
ピンとこなくたって嫌いだって良いわけよ。

それに、242点も見ていると、自分の「好き」の傾向がけっこうはっきりわかってきますね。

私の場合は、具象でも半具象でも抽象でもいいんですが、なにかそこに「物語」を感じる作品が
好きみたいです。

その作品を見ていると、何か物語が浮かんできそうな作品が好きなんだなーって
わかりました。

東京メトロ銀座線「外苑前」駅近くの「オリエ アート・ギャラリー」というところで
9月28日まで。