アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

人目を気にする人生は終わった

2017-07-15 10:17:37 | 日記
昨年右足を捻挫してから、それをかばって歩いていたせいか左足も痛くなってきて、夏だというのに
素足でサンダルを履く気分になれません。

今回も、知人とのランチに行くんで、ブラウスとガウチョを着てそれなりめかしこんだのですが、
玄関まで来て「うっ」となってしまいました。

サンダル、イヤだなぁ・・・足の裏痛くなりそうだなぁ・・・。

ショートストッキングだけでは不安で、シルク5本指の半ソックスを下に履いています。

でも、サンダルが怖い。

思い切って、シャンパンゴールド色のウォーキングシューズを履いてみたら、足が身体が喜ぶ喜ぶ!

「これよ~、これが履きたかったのよ~! あ~楽だわ~、気持ちいいわ~!」
と身体が言っているみたいな気分です。

しかしなぁ、全体バランスから見て、これでいいのかなぁ・・・とまだ迷う、見栄っ張りな私。

ちょうどそばにいた夫に聞いてみました。

「これ、おかしいかな? 洋服と靴がさ・・・サンダルとかじゃなくて、こんな靴で・・・やっぱり変?」

すると、それを聞いた夫がキッパリ。

「ママ(家で夫にはこう呼ばれる)、オレ達はね、もう人目を気にする人生は終わったの! 着たいものを着て履きたいものを履けばいいの!」

思わずハゲシク納得し、心も軽やかにウォーキングシューズで出かけました。

おお、なんと楽なことだろう!

しかも、電車で注意して見てみると、スカートやガウチョにスニーカーという人がけっこういるではありませんか。

もうこの年だもん、ガマンするおしゃれはもうやめよー、と決めた私でありました。

銀魂

2017-07-13 13:06:02 | 日記
ああ、30何年ぶりに少年ジャンプなんて買ってしまったわ。

明日から実写版「銀魂」始まるんだもん。銀ちゃん好きなんだもん。

この5年、体調があんまり良くなかった私を支え続けてくれたのは、CS放送で夕方でたまたま見つけたアニメ「銀魂」でした。

ほぼ毎日見てて、もう4~5回繰り返して見てるから台詞はほぼ全部覚えてるわ。

軽やかにキラキラ光る金色ではなく、汚いものも綺麗なものも呑み込んで重く鈍い光を放つ、銀色の魂を持つ主人公と仲間達。



少年ジャンプに掲載されてはいるものの、真のファンは大人だろーな。

恐ろしく力強くて美しく、恐ろしくばかばかしくてくだらない銀魂の世界にはまって溺れる主婦ですの。

ジャンプ買ったからには、空知先生にお手紙書くつもりなのよ。驚くだろうねぇ、60近いオバサンから感謝と激励の手紙受け取ったら。




電車であったこと

2017-07-08 15:58:08 | 心や気持ちのお話
電車で私の隣に座っていた親子。

お母さんが娘のことを、事細かく注意して叱り続けていました。大きい声ではないけれど、突き刺すような言葉で。

そして気になったのは、その子が、もう小学校1~2年生に見えるのに、暗い表情で指しゃぶりをしていたことです。

非常に心がざわつきまして、思わず目を閉じると、心の中でお母さんをを優しいレモン色の光で包むイメージをしました。

そして「優しさに包まれますように」と念じながら、ゆっくりと次々にオレンジ色、バラ色、みずみずしい黄緑色などで
お母さんを包んでいきました。

やがて、お母さんは疲れているようだと感じ、今度はお母さんの体の奥深くに紫色に光る石を置き、その石が
お母さんの内側を癒やしてくれるようにと祈りました。

一駅が過ぎる頃、叱り続ける声がだんだんと止んできました。

二駅、三駅と過ぎるうち、お母さんは娘の体を抱くようにして、二人仲良くお絵描き遊びを始めました。

女の子はもう指しゃぶりを止め、お母さんにしがみつくようにして嬉しそうにお絵描きをしていました。

偶然なのかもしれない。もともとこの母娘は仲良しで、たまたまお母さんの機嫌が悪かっただけなのかもしれません。

あるいは、私にも人を癒やす力があったのかもしれません。わかりません。

ただ、私にそういう力があるのなら、誰にでもあるのだと思うのです。

みんなでその力を使い合ったら、優しい世の中になるんだろうなぁ。