アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

環境が変わると

2011-07-10 21:52:47 | 日記
まあなんせ本当に今回の引っ越しはこたえました。

荷物の多さも、今までで一番でした。

それもありますが、いろんな環境の変化が、すごく体と心にこたえました。

一駅隣の町なんですが、今までの町と、すごく感じが違うのです。

人が多くて、若くてにぎやかで、今までの静かなまったりした町と、まるで違う。
そこでまず、どぎまぎ。

ずーっと集合住宅生活だったので、一戸建ての家に、どきどき。

間取りも家具も、物干し竿の高さも・・・細かいことがいちいち違う。

ひとつひとつのことは、とても小さいことなのですが、生活というのは、そういう小さいことの
連続なので、そんな小さい変化が、予想外に大きなストレスになってこたえるわけです。

たぶん、年齢のせいもあると思う。

今までの、慣れ親しんだ生活が変わるストレス。
若い時には、むしろ変化が楽しかったくらいでしたが。

心の柔軟さが、やはり欠けてきているんでしょうね。

いつしか「変化」が苦手になっている自分を感じます。

そして、思わず考えてました。

たかが引っ越しでさえ、こんなにストレスを感じるのだから、被災地で避難生活を強いられた人々は
どれほどのストレスだろう・・・と。

「今までの生活に戻りたい」
と、どれほど切望していらっしゃるだろうと思いました。

被災高齢者の方々が、ストレスで体調を崩されたり、自殺に追い込まれるのもわかる
気がいたしました。

歳をとればとるほど、環境の変化に対応するのはむずかしいんだと思う。

どれほど、心にも体にもこたえておられるだろうなあ、と。

でも、いつか「慣れる」「順応できる」のも、人間の強さ。
どうか、乗り越えてほしいです。

・・・引っ越しとは、全然関係ない話題になってしまいました。

でも、それほど、やっぱりこの震災は、いつも心にのしかかってきます・・・。

お久しぶり!

2011-07-09 16:17:43 | 日記
おお、今日も茹であがるようにお暑い日ですね。

皆様、お元気ですか?

私も、なんとかお元気。
引っ越しも、なんとか無事に片づきました。

まだまだ、細かいところは「とりあえず」の状態なのですが、段ボール箱はほぼ無くなり、
掃除や洗濯、お料理などが普通に出来るようになったのは、本当にうれしいことです。

「普通に主婦業ができる」って、本当にうれしい。

引っ越しする前、スーパーなんかで夕飯のおかず用に野菜やお魚を買っている時に
気軽にお弁当を買っている人を見ると羨ましかったけど、いざ自分が、引っ越しの最中に
自分で料理することができなくて、買ってきたお弁当ばっかりの日々を過ごしたら
「いやぁ、とてもダメ」
と、思ってしまいました。

私の体は、コンビニやスーパーのお弁当とは、相性が合わなかったみたい。

食べても、疲労感が取れませんでした。

暑いし疲れるしで、本当に調子が悪くなりかけました。
片づけながらも、冷や汗とか出てきちゃって。

引っ越し3日目くらい、とにかくお皿とまな板やら包丁やらを段ボール箱から引っ張り出し、
近所のスーパーできゅうりとトマトを買って、洗って切ってガツガツ食べました。

引っ越し前の2日くらいから、もうそういう物食べてなかったので。

すると、不思議なくらい、俄然体が元気になりました。

「あー、やっぱり食べ物だ。」
と、しみじみ思いました。

「腹がふくれりゃいい。」は、若い時の話。

体はやっぱり、食べたもので作られるのよね。