お気楽忍者のブログ 弐の巻

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びわこベース ダーウィンが来た!

2024年10月04日 15時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

9月29日

びわこベース(滋賀県大津市)

2022年、琵琶湖畔にオープンしたびわこベースは、希少淡水生物の生体展示や生息域外保全の取り組みの他、「みんなで水族館」という活動も行っているそうです。

いわゆる出前水族館ですが、参加者みんなで川に入って生き物を採取し、軽トラに乗せたミニ水族館水槽に収容し、その土地オリジナルの手作り水族館を開館するという、面白いイベントです。

水槽の上に「みんなで水族館」のパネルがありますね。「みんなで水族館」の名前は元滋賀県知事の嘉田由紀子氏が名付け親だそうです。

腸香(ワタカ)

絶滅危惧ⅠA類:ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの

琵琶湖、淀川水系のみに生息していたワタカ。

昔の琵琶湖では、投網が沈まなくなるくらいワタカが群れていたそうですが、管理人はまだ琵琶湖でワタカに出会ったことありません。岐阜県の水路でワタカが釣れたことはありますが、もちろん移入種です。

出目諸子(デメモロコ)

絶滅危惧Ⅱ類:絶滅の危険が増大している種

琵琶湖で餌釣りしてると、時々釣れるデメモロコ。お馴染みのお魚ですが、環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されてます。

琵琶鰉(ビワヒガイ)も琵琶湖固有種

以前はホンモロコ釣りしてると、ビワヒガイも釣れたりしましたが、ここ10年くらいはお目にかかったことありません。。

美味なヒガイは明治天皇が好きな魚だったとされ、漢字はさかなへんに皇となりました。

土吹(ツチフキ)

近畿以西の本州、四国、九州に分布するカマツカ亜科に属するツチフキ。

吻が丸みを帯びていて可愛らしい顔をしています。湖東の用水路で1度採取したことがありますが、後にも先にもこの1度きりの出会いでした。。

白鰭田平(シロヒレタビラ)

絶滅危惧ⅠB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

濃尾平野、琵琶湖・淀川水系、岡山県高梁川以東の山陽地方、徳島県に分布するタナゴで、雄は繁殖期になると腹鰭と臀鰭の基部は黒く、外縁が白くなります。

湖北の漁港で釣ったことがあります。

館長の関氏は、NHKの『ダーウィンが来た! 生きもの新伝説』の取材協力もされてるそうですよ。

NHK大津放送局のマスコットキャラクター「びわっピー」のシールや関西テレビの情報番組『よーいドン!』の「となりの人間国宝」のステッカーもありますね。

関西人にしか分からんか・・・ww

金平(カネヒラ)

カネヒラは、琵琶湖・淀川水系以西の本州、九州北部に生息するタナゴの仲間。

自然分布域ではない家の近くの溜池で釣った経験がありますが、地元の自然館の学芸員の方にお聞きすると、やはり人為的に移入されたものだろうということでした。。

品井持子(シナイモツゴ)

絶滅危惧ⅠA類:ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの

北日本に生息するモツゴで、関東では既に絶滅してしまいました。まだ、自然では見たことないお魚です。。

鯎(ウグイ)

日本全国に生息しているコイ科のウグイですが、実はまだ一度も採取経験がありません。。

つづく

過去記事<びわこベース  ビワヨシの婚姻色

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