かつては日本の広い範囲に生息していて、湿地帯の生態系の頂点にあったコウノトリ。
1971年に兵庫県豊岡市で最後の野生個体を捕獲し、国内での野生個体群は絶滅しました。。。
その最後までコウノトリが生息していた兵庫県豊岡市にある『兵庫県立コウノトリの郷公園』に行ってきました。
国の天然記念物であり県鳥でもあるコウノトリをロシアから導入し、増殖研究、保護研究、そして野生化させることを目的とした県の施設で、近くのコウノトリ保護増殖センターは非公開ですが、ここは一般公開されてます。
地域の皆さんもコウノトリが再び住める環境になるように農薬低減などに協力しているというのも素晴らしいですね
入場は無料(ですが、少額の保護支援金を寄付しました)。
館内にはコウノトリの剥製やパネル展示、学習・多目的ホールなんかで構成されてます。
公式ホームページでは館内の展示情報がほとんど掲載されてなかったから、あまり期待してなかったけど、実際は・・・かなり見応えがありました
多目的ホールには管理人の好きな里山の川に生息するお魚たちの生体展示もされてて大満足(笑)
全長110cm、翼開長195cmにもなる大きなコウノトリ。
かつてはこの鳥が日本中の田園や湿地帯に生息していたんですね。
公開ケージにはたくさんのコウノトリが闊歩してました。
ケージは完全にオープンで、コウノトリもここから周囲の水田に勝手に飛んでいきます。
繁殖個体の放鳥が始まって今年で14年。今ではこの施設由来のコウノトリの野生での繁殖が主に北陸~山陰で確認されてます。
羽根の先端が黒いのが特徴的です。
将来は管理人の住んでる里山にも飛来してくれないかなぁ。。。
施設にはコウノトリグッズやお土産を買うことができる『コウノトリ本舗』もあります。
ところで、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという逸話って、今の子供は知ってるんですかね
因みにここは子宝ご利益スポットとしても有名らしいですよ。この鐘の前には大きなコウノトリの巣が置いてあって、中に入って写真を撮ったりもできました。
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