10月12日
えきまちテラス長浜(滋賀県長浜市)
JR長浜駅前再開発により、2017年にオープンした『えきまちテラス長浜』。
駅からはデッキ直結で行ける複合商業施設で、この日は2階デッキで長濱フェス2024のイベントが開催されてました。地元のクラフトビール「長濱浪漫ビール」を中心に、ビールに合うフードなどを販売する屋台が並んでました。
車で来ちゃうと、お酒が飲めないのが何とも残念です
さて、このえきまちテラスの1階にあるのが、2022年にオープンした『小さなびわ湖水族館 オサカナラボ』。
水槽だけが置かれた無人の水族施設で入場は無料。
運営はびわ湖を中心とした環境保全活動を行っているNPO法人「近江淡水生物研究所」だそうです。
ニゴロブナやヒブナを中心とした大きな水槽が目を惹きますね~。
こちらは琵琶湖の主の琵琶湖大鯰(ビワコオオナマズ)。
まだ若魚ですが、びわこベースに居た個体より大きいですね。
過去記事<琵琶湖の小さな水族館>
これは琵琶葦登(ビワヨシノボリ)だったかな、近江葦登(オウミヨシノボリ)だったかな
琵琶湖に生息する淡水魚を中心に小さな水槽がたくさん並んでいて、見ていて飽きませんね。
これが無料なんて信じられません。退出する時に少しだけ募金箱に寄付させて頂きました。
一文字鱮(イチモンジタナゴ)
琵琶湖淀川水系、木曽三川、三方湖に生息する綺麗なタナゴですが、絶滅危惧ⅠA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)に指定され、滋賀県では条例で採取が禁止されてます。
琵琶湖淀川水系では減少が著しく、外来のタイリクバラタナゴとの競合や観賞用に乱獲されたことがその理由のようです。。
渓流の女王と呼ばれる綺麗に色付いた雨子(アマゴ)。
河川残留型(陸封型)がアマゴで、降海・降湖型はサツキマスとなります。
オオクチバス(上写真)とコクチバス(下写真)といった外来魚も展示されてました。
コクチバスは鰓蓋後端に白斑があることでオオクチバスと区別できます。
いずれも在来の生態に大きな影響を与える生物として特定外来生物に指定されているので、生体を持ち運んだり、飼育・放流したり、輸入・販売・譲渡することは禁止されてます。野外に放流すると懲役3年以下もしくは罰金300万円以下の罪になります。
過去記事<長浜駅から街歩きスタート!>
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