ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

写真で見る 11月6日の「火曜日行動」と 3度目のハルモニ宅訪問

2012-11-07 11:41:14 | 火曜日






 国際部の朴さんが上の三つの新しいPRを作ってきてくださいました。



 「火曜日行動」の始まりです





























































 雨の心配も無くなり、午後1時解散しました。

 帰り道大阪城公園内を通っていたら紅葉がとても綺麗でした。







 ところが少し右側の木がこんもり茂った中になんと「教育塔」なるものが建っていました。びっくりです。



 塔が立派なだけに観ていて腹が立ってきました。誰が何のためいつごろ建てたのだろう?

 この塔を創った人たちは、青少年たちが健全な心を持ち、未来の世界を担う素晴らしい人間に育ってくれることを願って、建てたのに違いないはずだ。

 しかし同じ中央区の同じ敷地内で、毎週毎週、大阪市や大阪府、しいては日本政府に対し、

 朝鮮の子供たちに対する差別を止めるよう要請活動を行っている日本人がいることを知っているのだろうかと、

 思わずにはいられなかった。





 森之宮駅に着きお墓で会ったハルモニの家に向かって自転車を走らせた。



 ハルモニの小さな平屋の前にも植木がたくさんおいてあった。

 鍵はかかっていなかった。

 「ハルモニ、オンニョが来ましたよ」と朝鮮語で言うと、すぐハルモニが出てこられた。

 ハルモニは嬉しそうに上がってくることを勧めてくださった。今日は100%、朝鮮語でお話してくださった。

 上がるや否やハルモニはビニール袋に大切にしまっていらした小さな封筒を差し出された。



 ハルモニからもらうわけにはいけないと何回行っても聞き入れず、受け取ってもらうまでは夜眠れないとおっしゃるので、

 仕方なく受け取った。中には御礼という袋の中にハルモニの名前があり、ビール券が3枚入っていた。

 ハルモニの真心だと思っていただいた。

 30分ほどお邪魔している間にいろんな話をされた。小説のような話ばかりだった。今日新たに分かったことは、

 ハルモニには息子さんが二人いたが長男さんは30歳で石川県近くの海でボートに乗っていておぼれて亡くなったそうな。

 話せば長くなるので又別の機会に書こうと思う。何回も涙を拭きながら語られたつらい過去があった。
   
      (続きは又の機会に) 
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詩24.「この坂道を上れば」バイリンガル

2012-11-07 09:04:31 | 詩・コラム


詩24.

「この坂道を上れば」
    
 
         

この坂道を上れば
希望が見えると信じ


雨の日も
風の日も


カンカン照りの日も
警報の日も


毎週 上った [火曜日]に


息を切らせ ハァハァ言いながら
老体に鞭打ち 自転車をこいだ

 
この坂道を上りきれば
未来が開けると信じ


1、2 1,2 心で掛け声かけながら
一生懸命上った ペダルを踏み続けた


道のりは遠い
上っても 上っても
終点が見えない


でも上り続けなければ
希望を捨てることはできない
未来を閉ざすことはできない


先を行く仲間たちの声が聴こえる
早くおいでと呼んでくれる
その声に励まされ その声を信じ
今日も果てしない坂道を上る





「이 비탈길을 오르면」



이 비탈길을 오르면
희망이 보일거라고


비오는 날에도
바람 부는 날에도


뙤약볕 쨍쨍한 날에도
경보가 울린 날에도


주마다 올랐다 <화요일>에


숨이 차서 헐떡거리면서도
늙은 몸에 채찍질하며 자전거를 몰았다


이 비탈길을 오를수만 있다면
미래가 펼쳐질거라고 믿으며


하나 둘,하나 둘 마음속에서 부르면서
있는 힘껏 올랐다 페달을 돌리였다


가는 길은 아득하다
올라도 올라도
끝이 안 보이는구나


그래도 올라야 한다
희망을 버릴수는 없다
미래를 닫아걸지는 못한다


앞서가는 친구들의 소리가 들린다
어서 오라 손저우며 불러준다
그 소리에 힘을 얻고 그 소리를 믿어
오늘도 끝없는 비탈길을 오른다


(2012/11/7)


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