ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

6月28日、201回目の「火曜行動」です。

2016-06-28 14:22:01 | 火曜日
朝、雨が残っていましたが正午には止むという予報通り雨がおおよそ上がりました。















府庁前到着です。




今日のリーダーは大村和子さんです。





レポーターは
「ハルモニ会」の朴さんです。よろしくお願いいたします


ー大村和子さんのアピールー

「大阪府職員の皆さん、通行人の皆さん、私たちは訴え続けて201回目となりました。

先週は200回目でしたが、いいことの200回記念ではありません。4年間、一回ごとに心をこめてお願いしてきました。

300名が教育塔前広場に集まり、朝鮮学校オモニから子どもたちがどんな思いでいるのか聞きました。

弁護士会木下弁護士のアピールもありました。「朝鮮学校への補助金不支給や高校無償化からの除外は違法だ!」と、弁護士会の会長の声明も出されました。

裁判は東京・埼玉・愛知・大阪・広島の5ヶ所に拡がっています。300名の中には朝鮮学校関係者・保護者・教職員・地域の青年・日本の支援者の方々、多忙な中、仕事の合間を縫っての参加でした。


 植民地支配がそのまま続いている差別をなくしてこそひらかれた社会ではないでしょうか。パレードを行い、その声が府庁にも届いたでしょう。


 朝鮮学校への補助金は公立小中学校の1/10、私立の1/3です。今まで、国からは何の支援もありません。


米軍基地が日本全体の74%を占める沖縄でつい先日、また一人の女性が犠牲になった。沖縄戦が今も続いている。


朝鮮学校にも戦前からの差別が根強く続く。国・ことば・名前・教育を奪う。日本の敗戦後、朝鮮人は苦しい中、朝鮮学校を建立。学ぶ権利があります。この権利すら奪おうとしている。


共に学び、国際的に生き、共に生きていく観点からも大事なことだと思います。」(レポート朴)






長崎さん、今日もマイクとスピーカーを運んで来てくださいました。




斎藤さーんと呼べば振り向いてくださいます。





いつもあたたかい井上さん



堺の金さん、休日を返上してきてくださいました。







今日はオリジナルトリオだそうです。



城北トリオです









「火曜行動」のシンボル的存在の梁ハルモニ元気にさかを登って来てくださいました。



おお、福島初級のオモニ会の皆さんと歌舞団の新人舞踊手です、うっとおしい天気を吹き飛ばしてくださいました。



静岡の岡田先生、今日もお疲れ様です




住吉から来られた松尾さんご夫妻です




アピール代わりました。大村氏です。

「朝鮮学校で学ぶ子どもたち、朝鮮語を学び、朝鮮の歴史・文化を学び、アイデンティティーを育む。

植民地支配下でなぜアイデンティティーを抹殺してきたのか、日本のリーダーのみならず、日本人大衆ものっかり正しいと思った。

自国のことばを学ぶことは自分自身を取り返すこと。文化や名前もそうである。

朝鮮学校では本名で呼び合い、生き生きと学校生活を送っています。日本学校では本名をなのるのは難しい。日本社会が考えねばならないのは社会の差別状況だと思います。

民族衣装に墨をぶっかけたりすることもありました。昔のことではありません。登下校時に暴力を振るう事件もあり、民族衣装ではない第2制服ができました。


安倍内閣は無償化の対象として適正だということは明らかなのに、朝鮮学校を除外しました。

朝鮮学校に対する補助金はわずかですが、一番先に不支給にしたのが大阪です。

経営困難に陥れ存続不可能にしようとしているとしか考えられません。

過去の歴史を振り返る課題が生じるからです。


差別をされる側はもちろん、する側も幸福だとは考えられません。物事を知ることが大切です。

差別がなぜ残っているのか、役所で仕事中の皆さん一緒に考えましょう!」(レポート朴)






2012年5月から今日まで館山さんのこの広い背中がどんなに私たちに勇気をくれ、人間はどう生きねばならないかを教えてくれたことか・・・





枚方から毎週府庁前に来られアピールをしビラを配って無償化のためたたかって来られたご夫妻!頭が下がります。





堺の金さん、どこに行っても必ずおられます。頼もしい仲間です






アピール代わりました。

~守口の元日本学校の先生~


 「オモニのことばを思い出すたびに胸が痛みます。


「今の行動を早くおわらせよう!一緒に考えましょう!」


 城北の交流会を創ったんですが、現在、民族学級が11校に設置されました。


 今年5月15日守口市「子ども祭り」にチマ・チョゴリ、パヂ・チョゴリでサムルノリを発表。多くの守口市民が集まる場でできたのがすばらしい。


 差別、政治的な問題をもちだすことを許しちゃいけない!」(レポート朴)








頼もしいハルモニ会の皆さん





ー「火曜バンド」の森本さんがマイクを持たれました。ー


「 先週は連日催しがあり圧倒されました。

劇団タルオルム『大空先生』の感想文です。



昨夜、劇団タルオルム『大空先生』を観た

タルオルムの芝居はなぜ好きなんだろう

目線の高さが好きなんだ

誰の日常にも潜んでいる悩み苦しみ

とても重いのにそれでいて正面から向き合いたくない

できればやり過ごしたい

でもそんなことをすれば青春は台無しだ

青春は悩みがなくて明るく輝くのではない

悩みに誠実に向き合うことで

青春は輝く

青春の悩みを苦しみを見逃さず立ち向かう

演劇でしかできない表現で

青春の断面を鋭く切り開く

青春の輝きを追及する演劇

劇団タルオルムが好きだ

くさいとか朝鮮へ帰れとかほざかれ

日本人と大喧嘩した大輝は言う

男と男の話や言うけどその前に俺は朝鮮人やと

大空先生は校庭キャンプを計画し

24時間ぶっ通し大告白大会を提案する

劇を見終わっても余韻でまだ体の中が熱い

(以下省略)」(レポート朴)





埼玉から洪勝浩さん初参加です。





ー保護者の玄さんもアピールしますー

「先週(200回)は保護者もたくさん参加しました。どんな思いで参加したのか、考えると胸が痛みます。日本の支援者の力も私たちの大きな支えになっています。


一昨年、ジュネーブの国連・社会権規約委員会に参加しました。

朝鮮学校に対する日本政府の差別行政について話そうとしたところで時間切れとなり、言えず憤っていると、NGOの人から自分の持ち時間(1分半)をもらい、思いを伝えることができました。日本の差別的な行いを世界は知っています。


恥ずかしいのは日本社会、大人の責任、自治体の責任です。


経済的にも保護者はたいへんです。にも拘らず仕事を割いて駆けつけてくれる保護者、ただ当たり前の権利を望んでいるのです。

一日も早く当たり前の権利が実現することを願っています。」(レポート朴)






火曜バンドが4人になりました



大村さんのまとめです


最後にみんなで「この坂を上れば」を元気に歌いました。






駐輪場で色んなアピールをしました



玄さんが大阪オモニ会主催のイベント「蒼のシンフォニー」の上映会のアピールをしました。試写会にも行きましたが、もちろん私も行きます。何回でも見ましょう。7月14日土曜日午後7時からドーンセンター7階ホールで上映されます。

来週も頑張りましょう!






 






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