ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月28日、237回目の「火曜行動」です。

2017-03-28 17:48:48 | 火曜日
とてもしのぎやすい天候です、久々に春らしさを感じました。




大阪城公園の入り口に到着してみると「ベニバスモモ」が満開でした。みなさん、桜かなと思ってらっしゃるかもしれませんが、とても似ていますね。




70階段を上ると、そこにはユキヤナギが、、、








府庁前に到着しましたが、今日からいつもの場所では行動できなくなりました。国際ガンセンター前では許可が降りないので、場所を変えました。ビラ配りは以前と同じようにしますが、本部席を道路を渡り府庁寄りにもって行き、そこでマイクアピールが始まりました。





今日のレポーターは「ハルモニ会」の横道さんです。写真は松尾さんが沢山送ってくださいます。世代交代を考え、ハルモニ会から依頼しています。




長崎由美子さんの溌剌とした始まりのアピールです。

☆長崎さんのアピールから

朝鮮学校でも卒業式が行われました。
子どもたちはそれぞれ夢をえがき、語って卒業していきました。
しかし、大阪府・市の補助金再開は実現できず、子どもたちの夢を大人が守れない、辛い中で卒業式を迎えなければなりませんでした。


朝鮮学校補助金に対し、あれほど理不尽で強引な審査をした上に不支給とした大阪府が、戦前の教育や排外主義教育をする森友学園に対しては、ずさんな審査で認可しました。
これこそ行政による差別、いじめです。行政が一番してはいけないことです。


ヘイトスピーチはいけないと条例を作っておきながら、朝鮮学校への差別はOK。
このダブルスタンダード、「差別はいけない」「いじめは止めよう」が如何に建前だけのものになっているか、大阪府・市の行政を行う人たちは考えていただきたい。


朝鮮学校の子ども一人当たりの補助金は、日本学校に通う子供に投入する税金の十分の一よりずっと少ない金額です。
それでも行政は「血税を使えない」と言います。
その血税の中には保護者の税金も入っているのです。
保護者は納税者であると共に、地域で高齢者や子どもの見守りなど地域活動もしています。
しかし、理不尽な政治を持ち出して、子ども達の学ぶ権利を断ち切っています。


お互いの違いを認めあい生きていくことは素晴らしいこと。
色々な文化に出会うことは楽しいこと。出会いが大切であること。
そして「大人が子どもの夢と希望を奪わない」このことを訴えて、これからも火曜行動をがんばりましょう!







私たちの思いがこもった横断幕です。






イケメン三銃士健在です。





仲間たちの笑顔が今日も力をくれます。











大村さんご夫妻です。












オモニ会や若者もどんどん到着です。














火曜バンド今日から場所も変わりました。






ウリ オモニム いらしています。オモニムがいらっしゃるだけで元気が出ます。















東中卒業生、今日も来てくれました、新 朝高生です。^o^










今日は若者が目立っていますね。嬉しいことです。








画家のナカムラさんお久しぶりです、ようこそ!





意欲的にビラを配ってくださる長崎さん!





若者たちがアピールを始めました。





二人ともアピールをしてくれました。

☆大学生 

私は去年大阪朝高を卒業して、今は夢を叶えるために日本の大学で学んでいます。
私は12年間、朝鮮学校で学んできて本当によかったと思います。
こらからも弟や妹が学ぶウリハッキョを守っていきたい。
皆さんと共に頑張ります。



☆大学生

久ぶりに火曜行動に参加しました。
私は中学3年まで和歌山の朝鮮学校に通いました。
「和歌山初中級学校への補助金予算の執行」を求める署名活動には、全国の同胞や支援者の署名がたくさん寄せられました。
全国で助け合いながら、勝ち取っていこう! 頑張っていこう!







火曜バンドが今日も「幸せなら手をたたこう」替え歌で雰囲気あげてくださいましたよ。

☆森本さん

韓国には歌と踊りを組み合わせた「ユルトン」というのがあるのですが、今日は歌と体で表現したいと思います。「幸せなら手をたたこう」の朝鮮語と日本語のバージョンです。

これから「岩のように」のユルトンに挑戦したいと考えています。
何時になるか、わかりませんが、ご期待ください。(^0^)








今日はオモニムもご一緒です^o^







アピールが続いています。

☆生野区 オモニ

子どもの学ぶ権利が奪われることは、親にとって一番心が痛むことです。
大阪府・市の補助金は数十年来、出されてきました。それが一人の首長の判断で打ち切られました。日本人・朝鮮人・中国人・・であろうが、民族の教育権は認められています。

子ども達はやがて大人になって社会に貢献していく。納税者になるのです。
このおかしい大阪府・市に対し、府庁の皆さん市民の皆さんは声をあげてほしい。
「子どもの権利条約」や「人権規約」に関心を持ってほしい。
少数者、弱者への差別に対し、一緒に声をあげてほしいと思います。







☆大村 淳さん

私は朝鮮学校を応援する日本人です。
日本政府や大阪府・市行政は、朝鮮学校をつぶそうとしているのではないか。

大阪府・市が朝鮮学校に突き付けた要件は、予断と偏見と差別に満ちたものです。
これを認めることは差別に加担することになると思います。

行政の第一の仕事は人権を守ることです。誰もが差別されない世の中、平等に教育を受ける権利を、先ず行政が保障しなくてはならない。

さまざまな困難の中でも、いきいきと学ぶ子ども達の顔を見て決めましたか?
この子ども達を否定するのですか?

行政が自己批判し、補助金交付を再開するまで諦めません。





長崎さんが繋ぎます






火曜バンドの演奏が止まることはありません。











大村さんのまとめです。

☆大村和子さん

城北初級学校の卒業式に初めて出させていただきました。
子ども達は壇上で主役でした。校長先生が一人一人の思い出を話され、本当にあたたかい卒業式でした。

朝鮮人として誇りをもって、堂々と生きることを学び、卒業し、やがて日本人と一緒に社会を作っていってくれる子ども達です。

日本の植民地支配によって奪われた言葉、文化を取り戻すために出来た朝鮮学校は、今では色々な分野で活躍する人たちを送り出しています。

忘れもしません。2011年補助金交付がストップしました。
その同じ年に、大阪府は私学設置要件を緩和してまで、森友学園を認可していたのです!
同じ年にこんな差別行政をしていたのかと思うと、本当に悔しい。許せません。

差別的な行政は今すぐ止め、補助金交付の再開を強く要求します。







最後はみんなで「この坂を上れば」を合唱しました。





駐輪場での総括です。いつものようにオモニ会の方々と学生たちに大きな拍手が送られました。





私も4月9日、日曜日ハートフル東成にて11時からと14時からの2回.「ウルボ」上映会が行われ、収益金は全額地域朝鮮学校に寄付されることをお伝えしました。










生野地域のオモニたちがお子さんを連れて大勢参加されました。お疲れ様でした。

ブログを作る為尽力くださったハルモニ会の皆さん、松尾さんお疲れさまでした。

来週も頑張りましょう!















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