おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

手作り帽子

2008年11月29日 | 暮らし
部屋の片付けをしていたら奥の箱から出てきた赤い帽子がひとつ。

25年前、母が娘たちのために編んでくれたくれたもの。
「懐かしいなあ・・こんな帽子をかぶって小岩井農場の雪祭りに行ったよねぇ」
その日のことが鮮明に思い出されて来ます。

「これ、今度生まれてくる子にかぶせる!」と娘。

母は孫たちのためにいろんなものを作ってくれました。
洋服だけでなく、保育園のお昼寝布団も全部手作りでした。
母があまり器用すぎたため、私は不器用に育ちました。
結果、今ばあちゃんになろうとしているのに何も手作りが出来ません。

しかも昔とちがって随分子ども服やベビー用品が豊富に売られているのには
びっくりしてしまいます。作るより買ったほうが安いし、おしゃれなのです。

でも・・本当は何が手作りのものをあげたいって思うのですが。

買ったものはいらなくなると処分するでしょう。
でもこうして母が作ってくれた帽子だから、ずーっと大切にしまっていたのです。
それは母の「思い」だから。

やはり・・・

私も何か作ろうっと。