おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

あふれんばかりの熱い思い

2009年11月02日 | 
熱い思いをあふれんばかりに持ち続けているステキな女性

ひつじ工房「アドナイ・エレ」の責任者 戸田睦子さん。



私は彼女の魅力にひかれ近頃は共に夢を語り合う日々です。
日々の業務で忙しいのにもかかわらず、私たちが訪問するときはいつも
美味しいカナンのパンと素敵な笑顔を用意して待っていてくださいます。

相手のために何が出来るかをいつも考えている人。

アドナイ・エレは社会福祉法人カナンの園の授産施設のひとつ。
そこでは羊毛製品を作っております。

彼女は心からユニバーサルな社会を願っているひとり。

だから施設の作品もしっかりしたブランド商品にしたいと願う思いであふれてます。
プロフェッショナルの人の意見や話も真剣にかつ謙虚に聴きそれをすぐに行動に移します。
その行動力には私自身も学ぶところが多くあるのです。

そんな戸田さんから折しも、今朝一番でメッセージを頂きました。



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~開拓の魂を引き継いで~

日本のチベットと呼ばれる岩手県奥中山を一望する小高い丘の上に
一本の松の木がそびえたつ・・・。

その昔、想像を絶する過酷な生活の中で、開拓の人たちは
「この地が乳と蜜の流れる豊かな地となるように」
と、この松の木の下で神に祈り続けました。

その先人たちの振り下ろすひと鍬、ひと鍬の魂を引き継いだ小さな仲間たち。

合理的な世界に流されず、共に暮らす羊の毛を刈り取り、厳選された原毛を、
奥中山の自然の草木を使って手でゆっくりと染め上げ、山水を頂きながら
あせらず、ゆっくりと、手でこすってフェルトにしていきました。
羊の毛のぬくもりと心のこもったやさしさをお伝え出来ればと願ってます。


社会福祉法人カナンの園 ひつじ工房アドナイ・エレ

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価値を伝える事、思いを伝えて共感していただく事。
そのストーリーがファンを集めます。

そんな事をお伝えした翌日にはこんな素敵なメッセージが!
思いを短く伝える作業は実はとっても大変なのです。
夜遅くまでかけてこの文章を作ったそうです。

この凝縮された文章から彼女の思いがあまりにも伝わってきて
ついご紹介せずにはいられなくなりました。

私は日頃聴いている彼女の話と重ね合わせ感動せずにはいられなくなり
涙して読ませていただきました。

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