田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

国語の勉強とは……  麻屋与志夫

2013-07-17 05:00:14 | ブログ
7月17日 水曜日

●4時起床。
野鳥が鳴いている。
ウグイスの鳴き声はわかる。
スズメもわかる。
あとはわからない。
これは子どものころから書斎人間だったからだ。
魚の名前もほとんどわからない。
花の名前はカミサンにおそわった。
いくらかは言い当てることができるようになった。
これでは小説家たるものいけないのだろうな。

●テレビをみていると、漢字の書き順をあてたりするクイズ番組をやっている。
すこしもおもしろくない。四字熟語、敬語の使い方。
あと一歩だ。
文章力をためすような番組がはじまらないかな。

●塾で国語を中学生までの生徒に教えている。
いつも上記の番組が教室で子どもたちの話題になる。
親たちも同じ。
識字教育ももちろん大切だが。
文章力をつける。
内容理解。
文学作品の観賞。
こそ、
大切だと思うのですが。

●入塾する際に「国語はどうですか」と勧めてみる。
「漢字は家で勉強できるから」と断られる。
悲しい。
その程度にしか、国語の勉強をかんがえてくれない。
ヒジョウに悲しい。

●すべての教育がブランクをうめるような勉強になってしまった。
プリントでの断片的なアナウメ作業。
それで成績を競い合っている。
英語だって、教科書の音読はないがしろになっている。
英語の筆記体は読めない、書けない生徒。
教えようとしても、学校でやっていないから。と拒まれる。

●国語の時間にこそ、人間の生き方を教えられるのに。
GGの歳だと生徒は孫の世代だ。
GGセンセイのこれまでのすぎこしかたの話でもしたいのだが、なかなかできない。

●国語の時間にこそやっていいことと、悪いことについて教えたいのだが。
興味をもってきいてくれない。
あげくにはてに、
平気で友だちをいじめたり、
殺したりできる生徒ができあがる。

●親がいて、皆を一生懸命育ててくれるから。
皆はこの世に存在している。
のだよ。といってもポカンとしている。
だいたい親孝行などという言葉は死語にひとしい。

●こういう世代だから、
愛について、
異性をすきなるとは、
どういうことかわかっていない。
人命を大切にすることなど、
まして、
まったく、
まちがいなく、
わからない。

●朝から、GGの嘆き節になってしまった。
ゴメン。
妄言多謝。


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