9月4日 日曜日
●朝の室温が24℃になった。温度もだがさわやかになった大気、秋の涼風が庭木の間から吹き込んでくる。上げ下げ窓から虫の鳴く庭を眺めているとルナが寄って来た。珍しくわたしの足元にスリスリ。お腹がすいているのだ。抱きあげて妻の寝床につれていってやった。
「ママ、起きて。お腹すいたよって言いなさい」
●妻が俳句を始めた。俳句の本を読んでいて『端居』とい言葉に感動した。動機はともかく、やっと同好の志ができた。わたしは子供のころから俳句が好きで今日に至っている。ただ、見事な俳句音痴。上手い下手がわからない。まったくわからない。だから進歩がない。
●妻は繊細な美意識を内蔵している。彼女の周囲はすべて清潔で美しいものにとりかこまれている。俳句もよく鑑賞してきた。上達を目指している。すでに、わたしより上級の句をつぎつぎと詠んでいるような気がする。
●千手観音堂のある公園にふたりで初めての吟行に行く約束をしている。あまりみっともない句を披露するわけにいかない。あらかじめ、詠んだ句が下記のとおりです。
仁王門たどりつく道彼岸花
指先にオハグロトンボ仁王様
妻ときし月夜の晩の千手堂
妻ときし彼岸花道千手堂
赤とんぼ観音堂をうめて飛ぶ
蜂の巣のありし跡に千社札
●昔この千手観音堂のある山の麓に中津博君の家があった。ふたりでよくこの観音堂に登って来た。堂の左側の壁に般若の面が掲げてあった。息をつかずに堂を一回りすると鬼が笑う。なんどもためしたが、息が続かなかった。あの面はどうなったのだろう。庇におおきな蜂巣があった。石を投げつけたがズボとめりこんでおちてこなかった。
●「わたしも、吟行にいったつもりであなたに負けないように、何句がつくったわ」
ギャフン。こちらの手の内を読まれている。まさに好敵手あらわる。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
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●妻が俳句を始めた。俳句の本を読んでいて『端居』とい言葉に感動した。動機はともかく、やっと同好の志ができた。わたしは子供のころから俳句が好きで今日に至っている。ただ、見事な俳句音痴。上手い下手がわからない。まったくわからない。だから進歩がない。
●妻は繊細な美意識を内蔵している。彼女の周囲はすべて清潔で美しいものにとりかこまれている。俳句もよく鑑賞してきた。上達を目指している。すでに、わたしより上級の句をつぎつぎと詠んでいるような気がする。
●千手観音堂のある公園にふたりで初めての吟行に行く約束をしている。あまりみっともない句を披露するわけにいかない。あらかじめ、詠んだ句が下記のとおりです。
仁王門たどりつく道彼岸花
指先にオハグロトンボ仁王様
妻ときし月夜の晩の千手堂
妻ときし彼岸花道千手堂
赤とんぼ観音堂をうめて飛ぶ
蜂の巣のありし跡に千社札
●昔この千手観音堂のある山の麓に中津博君の家があった。ふたりでよくこの観音堂に登って来た。堂の左側の壁に般若の面が掲げてあった。息をつかずに堂を一回りすると鬼が笑う。なんどもためしたが、息が続かなかった。あの面はどうなったのだろう。庇におおきな蜂巣があった。石を投げつけたがズボとめりこんでおちてこなかった。
●「わたしも、吟行にいったつもりであなたに負けないように、何句がつくったわ」
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