田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

老いたものだなあ。 麻屋与志夫

2022-09-13 06:28:01 | ブログ
9月13日 火曜日
●今朝はゴミ収集日。
生ごみのほかに、薔薇の小枝がある。
妻が剪定したものだ。剪定した小枝もあるが、根こそぎ切ったものもある。
カイガラムシがつきほぼ薔薇は全滅。
色々薬を試したが効果なし。

●「薔薇はやめようかしら」
夕暮せまる庭の片隅でつぶやいている。
「半日陰の庭だからなにを育てるのもむずかしいのよ」
妻の嘆きはつづいている。

●「法王庁の抜け穴」アンドレ・ジッドを読み返している。
若い時に二日で読み終わった記憶がある。
「狭き門」が必読書であった。高等遊民という言葉がささやかれていた時代のことであり、太宰治とジッドの狭き門はだれもが読んでいた。

●とてもではないが、二日どころか、二月かけても読破できそうにない。
気力も体力も枯れ果てている。

●街を散策していても、30分も歩くとふらふらしてしまう。
まだまだ、行きたいところがある。
季節も良し。
いますこし、体を鍛えなければ。
せめて一時間くらいは歩けないとどこにもいけない。
それにしても、わたしの歳になると歩行困難者がおおいのにおどろく。

●ゴミ袋にバラの枝を詰めている妻の背は寂しそうだ。
思うように歩けない、読書をつづけられない。
こうした時にわたしは老いを意識してしまう。





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