群衆の中にいた。
周囲のざわめき。
家族連れ、旅行者、若者、壮年夫婦。
人は旅をする。
かくいう自分も旅の途中。
今回の旅の目標は、普段やらないことをやってみよう・・・だ。
電車移動+レンタカー+レンタサイクル+気さくな仲間が集まるペンションに泊まる。
あと、伝統的商売人の「おつり○○万円~」を聞くこと。
電車移動。
これはいつものこと。
しかし今回の目標はいつもしないことを決行すること。
なのでパソコンを持ち込む。
デッキに立つ。
必然性の無い行為。
デッキに立ちながらパソコンを片手で持ち、片手で打つ。
やりにくい。
気持ちは流行作家。
アイデアに煮詰まってこんな感じで書いてます風をよそおう。
小一時間ほどつらつらパソコンを打っていた。
突然、吐き気に襲われる。
これは・・・、酔った。
しかも深刻な酔い。
速攻で作業をやめ、自分の席に戻り、電車酔いと戦った。
最悪の出だし。
一度酔うとなかなか平常の体調には戻らず、電車を遅らせながら移動した。
目的地に到着。
レンタカーはスカイラインGT3.7。
乗ったことのないモアパワー。
がぜんGTと名の付く車が欲しくなる。
レンタサイクルは体調不良のため取りやめ。
予定ではオールカーボンの自転車に乗るはずだった。
途中、GTを駆り、お祭りを散策。
「はいおつり700まんえん~
あ・り・が・と・う!(アリス風)」が聞こえた。
きれいなお姉ちゃんがお客だった。
このおじいちゃんなら僕にも言うかな。
おつり50円が発生するようにジュースを買う。
「はい、おつり50まんえん~」
真顔で、さらっと飛び出す。
お客を選んで言うわけでもなく、空気を吸うがごとく自然と発する、トラディショナルな商売コメント。
いただきました。
ペンションに到着。
名前は「あかい風船」
ペンション気分が名前だけで盛り上がる。
オーナーは脱サラ組。
夫婦そろってバンダナとエプロンでお出迎え。
これこれ、この感じ~。
部屋に案内され、夕食の時間及び、お風呂のお作法のレクチャーを受け、しばし休憩する。
ちなみに今回の目的地は高原。
朝夕の空気のすずやかさは最高だ。
夕食はコース料理方式。
おいしくいただく。
当然、シェフこだわりのポイントを各テーブルにアナウンスしながら配膳する。
これこれ~。
1時間ちょいでコース料理は終了する。
このペンション恒例の星の観察散歩が始まる。
ここは高原。
ちょっと表の畑に行くだけで、下界では見えない星が見える。
夜空いっぱい、ゴミでもばらまかれているかのような星の密度。
帰ってくると、いそいそと食堂に人が集まってくる。
これまた恒例の酒盛りが始まる。
なんだか、駅前のスナックに一人で飲みに行ったかのような錯覚。
またはデジャブ。
初対面の人々がマスター夫婦というハブを介して飲み明かす。
こんな世界が昭和を経て、平成の世にも脈々と生き続けている。
その事実に感動した。
そんな旅だった。
周囲のざわめき。
家族連れ、旅行者、若者、壮年夫婦。
人は旅をする。
かくいう自分も旅の途中。
今回の旅の目標は、普段やらないことをやってみよう・・・だ。
電車移動+レンタカー+レンタサイクル+気さくな仲間が集まるペンションに泊まる。
あと、伝統的商売人の「おつり○○万円~」を聞くこと。
電車移動。
これはいつものこと。
しかし今回の目標はいつもしないことを決行すること。
なのでパソコンを持ち込む。
デッキに立つ。
必然性の無い行為。
デッキに立ちながらパソコンを片手で持ち、片手で打つ。
やりにくい。
気持ちは流行作家。
アイデアに煮詰まってこんな感じで書いてます風をよそおう。
小一時間ほどつらつらパソコンを打っていた。
突然、吐き気に襲われる。
これは・・・、酔った。
しかも深刻な酔い。
速攻で作業をやめ、自分の席に戻り、電車酔いと戦った。
最悪の出だし。
一度酔うとなかなか平常の体調には戻らず、電車を遅らせながら移動した。
目的地に到着。
レンタカーはスカイラインGT3.7。
乗ったことのないモアパワー。
がぜんGTと名の付く車が欲しくなる。
レンタサイクルは体調不良のため取りやめ。
予定ではオールカーボンの自転車に乗るはずだった。
途中、GTを駆り、お祭りを散策。
「はいおつり700まんえん~
あ・り・が・と・う!(アリス風)」が聞こえた。
きれいなお姉ちゃんがお客だった。
このおじいちゃんなら僕にも言うかな。
おつり50円が発生するようにジュースを買う。
「はい、おつり50まんえん~」
真顔で、さらっと飛び出す。
お客を選んで言うわけでもなく、空気を吸うがごとく自然と発する、トラディショナルな商売コメント。
いただきました。
ペンションに到着。
名前は「あかい風船」
ペンション気分が名前だけで盛り上がる。
オーナーは脱サラ組。
夫婦そろってバンダナとエプロンでお出迎え。
これこれ、この感じ~。
部屋に案内され、夕食の時間及び、お風呂のお作法のレクチャーを受け、しばし休憩する。
ちなみに今回の目的地は高原。
朝夕の空気のすずやかさは最高だ。
夕食はコース料理方式。
おいしくいただく。
当然、シェフこだわりのポイントを各テーブルにアナウンスしながら配膳する。
これこれ~。
1時間ちょいでコース料理は終了する。
このペンション恒例の星の観察散歩が始まる。
ここは高原。
ちょっと表の畑に行くだけで、下界では見えない星が見える。
夜空いっぱい、ゴミでもばらまかれているかのような星の密度。
帰ってくると、いそいそと食堂に人が集まってくる。
これまた恒例の酒盛りが始まる。
なんだか、駅前のスナックに一人で飲みに行ったかのような錯覚。
またはデジャブ。
初対面の人々がマスター夫婦というハブを介して飲み明かす。
こんな世界が昭和を経て、平成の世にも脈々と生き続けている。
その事実に感動した。
そんな旅だった。