平成29年5月31日、いくら五月の終わりと言っても、それでもまだ五月です。それなのに尾花沢市でも30℃を超えて、真夏日になりました。とっても暑い日に、私は尾花沢市福原地区へ水辺の生き物の調査に出かけました。炎天下での調査は、さすがにまいってしまいました。調査の後で畑沢へ行ったのですが、とても動く気にもなれずに山形へ帰ることにし、珍しくも五十沢越えをしてみました。
畑沢から山を越えると、そこは村山市の上五十沢です。北へ進んで下五十沢を通り抜けて、いよいよ横内へ出るちょっと前で、左側に気になるものが目に止まりました。湧水です。暑い日は無性に飲みたくなります。小学校時代以来、学校からの帰り道では水を梯子する癖がついてしまいました。それは今もしっかりと身に付いています。一生ものです。
石碑に名前が刻んであります。五十沢開宝清水となっており、平成23年11月に建てられたようです。
ちゃんと水質検査の結果まで表示されています。何とも配慮が行き届いています。安心して飲めます。そして、最後に書き加えられている五十沢地区民の心意気が、胃袋にじわーとしみます。実際、本当に美味しい湧水でした。
湧水を拡大してみました。水量が豊富です。
ところで、畑沢でも湧水をアピールしたいとの話を聞いたことがありました。残念ながら、話だけで終わったようです。