-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

畑沢の梅雨の花

2017-06-30 10:03:19 | 自然

 山形県も梅雨に入りましたが、雨が少ない梅雨です。それでも畑沢には梅雨に相応しい花が咲いていました。

 この時期に咲く花の中でも梅雨らしい花は、カキツバタではないでしょうか。空梅雨(からつゆ)のような天気が続いていても水辺に咲いているカキツバタは美しいものです。

 この時期には畑沢の山にも特徴的な花が咲きます。山が完全に濃い緑に覆われている中で、所々が白くなっています。近づいて見ると、その白さがヤマボウシの花であることが分かります。ヤマボウシの花は決して小さくはないのですが、遠く離れたところから眺めると単なる白くボウっと見えるだけです。一方、同じ白い花でも山桜は、花が咲くころは山肌が新緑になっていて、桜の白が周囲と美しくコラボしていますので、その「白」を「桜の花」と認識できます。しかし、ヤマボウシの花の周囲は濃い緑ですので、山桜のような美しさに欠けます。ヤマボウシは遠くから見るものではなくて、近づいてじっくり見るべきです。

 畑沢に咲く花に、数年前から大きな異変が起きています。道路の脇にやたらと黄色い花が目立ちます。花を見ると一見、キバナニガナのようですが、花の大きさがまるで違います。大きいのです。全体もかなり大ぶりです。

 花だけを見ても判別できないので、葉や茎も撮りました。インターネットで調べると、コウゾリナという植物に特徴が似ています。もしも、コウゾリナだとすれば、畑沢に生育していても何ら不思議ではないようですが、私には記憶がありません。不都合な時に政治家などの有力者と言われる方々が口にする「記憶にありません」とは違って、私の場合は単なる記憶力がないだけのようです。例えば、ツリフネソウやオオウバユリも私の記憶になかったのですが、どうも昔から畑沢にはあったようです。一昔前は畦道を常にきれいに草刈りしていましたので、それらの植物も目にしにくかったようですが、草刈りをしなくなってからはすくすくと成長するようになって、私でも目にするようになりました。このコウゾリナらしき植物もそのような事情があるかもしれません。

 しかし、下の写真の花はそうはいきません。道路わきに黄色の花が「奇麗に」栽培されています。山形市内に住んでいる私の近所でも植えているお宅があり、「奇麗ですね」と褒めましたら、株分けして下さいました。私は手入れが悪いので、2年ほどで枯れてしまいました。ところが、最近、この植物が特定外来生物のオオキンケイソウかもしれないと思うようになりました。特定外来生物の場合、栽培は違法になりますし、なによりも環境への悪影響があります。国がそのように指定しても、私たち国民の殆どが知りません。私のように、無邪気に「奇麗ですね」と声を掛けてしまいます。指定だけしても、周知する努力を怠ってはいけません。

 ところで、このオオキンケイギク以外にも、知らない黄色い花が大群落となっている光景を目にすることがしばしばあります。もしかしたら、それも何処かの国からやってきた植物かもしれません。例えばブタナなどです。