令和3年10月10日(日)の午後、北村山地域史研究会の講演がありましたので、午前中を有効に活用すべく畑沢へ行きました。村山市林崎から背炙り峠へ向かう途中、元の大倉小学校の近くに大勢の人が集まっていました。人が集まっていれば、直ぐに興味を持ちます。野次馬根性そのものです。その中のお一人に聞きましたら、村山市の駅伝大会でした。いろんな世代の選手が走るそうです。この場所で向こうから走ってくる選手からタスキを受取って、湯沢地区の方向へ走るそうです。元気に走れる人たちにとっては最高の天気です。私は天気が良くても元気に走ることは苦手です。長距離を走ることは大変です。足が早くて颯爽と走れるのは羨ましい限りです。
峠への途中、いつものようにビューポイントで大倉地区を眺めます。いつ見てもいい眺めです。遠くの朝日山系が見えないのが残念です。稲刈はほぼ終わるようです。
畑沢では石仏の文字を読みたいと思っていました。本格的に読むには拓本を行うべきですが、面倒なことは苦手です。できれば写真撮影で画像処理して読み取ろうとチャレンジしてきましたが、まだ成功していません。でも、太陽光線が当たる角度によって陰影が上手くできる場合があります。
この日は上畑沢の延命地蔵堂近くの一字一石供養塔を撮影してみました。多少、文字が浮き出てきましたが、はっきりは読み取れませんでした。新たな工夫が必要です。
奈良文化財研究所が素晴らしい手法を編み出したようです。カメラを固定して、石碑などに様々な方向から斜め光をあてて何枚も写真を撮ったものをパソコンで合成処理するらしいようです。しかし、私にはその手法を真似る技術がありません。「何とか さんなね」、それでないといつまでも石仏を読み取ることはできません。