今よりも少し前の状況です。稲刈が終わってから一月以上も経った令和4年10月23日に畑沢へ行きました。太陽が出ている状態でしたが、降雨が何度もあったので植物は濡れていました。濡れた葉や花が瑞々しいです。
できれば山に入って花などの姿を写したいのですが、この日も時間がありませんでした。でも、山に入らなくても美しく感じるものが周囲に沢山ありました。
まだ、開いていませんが食用菊の蕾です。やがて花を開けば、さぞかし美味しくなるだろうという目で眺めました。私の視点は食欲がかなりを占めています。
次も食用菊で先の食用菊とは品種が異なり、花が開いています。満開状態で美味しそうな香りがしそうです。
今度は食用菊ではありません。背が高くて私が手を伸ばしても花に届きません。実家の庭があった場所です。昔からあったようななかったような、思い出せません。
秀明菊(シュウメイギク)です。私は普段のこの花を好みません。でもこの日の花は珍しくも美しいと感じました。背景が良かったのかもしれません。
最後に花ではありませんが、秋を感じさせる美しさがあります。朴の木から落ちる間近の葉です。まだ完全に脱色しないで、所々に色を残しています。それが好きです。そして、何となく下手な撮影でも芸術的な感じもあるでしょうか。