なんと、うれしいことでしょう。既に絶滅してしまったと思っていた畑沢のサワガニが、半世紀ぶりに姿を見せました。畑沢には周囲から流れてくる小さな沢が沢山ありますので、サワガニが豊富でした。一部の人は食べていたという話もありますが、私にとってはただ単に遊び相手でした。道具もいらず、小さい鋏は怖くもありませんので、簡単に捕まえることができました。捕まえた蟹をしばらくの間、たらいに入れて置きましたが、何日か経つと飽きてしまいます。蟹も弱ってきますので、沢に戻します。何度も同じことを繰り返しました。昭和60年代になると、農薬使用量が格段に多くなりました。次第にサワガニの姿が見えなくなり、全く見えない状態が続いていました。それが、今回、この様に復活してきていることはうれしい限りです。
同じ場所にサンショウウオの幼体が歩いていました。サンショウウオの他の個体はどれも黒一色なのですが、この個体は様子が変です。尻尾が切れていましたので、そのことによる体色変化でしょうか。
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