-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

九月の徳良湖、日が燦燦

2020-09-11 13:16:34 | 近況報告

 令和2年9月9日、袖原地区での用事があったので、徳良湖の近くを通りました。前日までの天気予報では、尾花沢市内は「曇り後雨」だったのですが、実に夏空の如くカラッと晴れました。予想を裏切り気温も30度を超したようです。近年、期待が次々と裏切られます。新しい政権が生まれるので「変化」を期待したのですが、早くも「継承」が決まってしまっているようです。世の中は我々庶民が知らないうちに大きく変わっていました。そのために、正しい方向に戻す必要があります。私が求める「変化」は、「新しくする」ものではなくて、単に是正だけです。その意味では、私は保守的です。

 早くも道草ですので、徳良湖に戻ります。徳良湖西側のグランドゴルフ場では、大勢の人が集まっていました。しかし、袖原での用事を済ませて戻った時には、人が疎らになっていました。四阿(あずまや)で休んでいる人に聞いたところ、「〇〇の北村山地区大会」があったそうですが、既に大会が終わったそうです。シャッターチャンスを逃してしまいました。大会が終わっても、次の大会に向けて何人かが練習しているのだそうです。この天気の中でも元気に動いていました。私もその元気にあやかりたいものです。

 

 徳良湖の周りは花が咲き誇っていました。それも懐かしい花です。私が中学生時代、しばしば農作業の手伝いの合間に徳良湖へ出かけました。目的は魚です。畑沢の川は上流域に該当しているので、中流域に生息するメダカ、鮒などがいません。小さな網で魚を追いかけていると、岸辺に咲いていたのがミソハギです。この花は畑沢でも咲いていますので珍しいものではないのですが、徳良湖には広い岸辺一面に咲いて見事でした。

 それから何十年も経ち、岸辺は人工的構造物に変わってしまいました。メダカも鮒(ヘラブナはいます。)もエビなどは見当たりません。ミソハギもなくなったものと思っていましたが、なんとありました。しかも数多く咲いていました。常盤地区の方は写真を見れば直ぐに分かるでしょう。盆花(ぼんばな)と呼んでいるあの花です。嬉しい限りです。徳良湖にはこの花園が似合います。

 

 しかし残念ながら徳良湖はいつの間にか変化していました。全国津々浦々に侵入してきた外来種がありました。南米原産のマツヨイグサと北米原産のヒメジョンです。「変化」はじわーっと来ます。政治と同じです。「変化」に気づくことが大事です。変化に気づくのは若い人たちには困難です。気づいて警告を発すべきは、我々、年配者です。

 

 花壇の中にも懐かしい花が咲いていました。名前は分かりません。この花、昔、我が家の花壇にもありました。沢山、植えていましたので、墓参りの花束を幾つも揃えるときに重宝しました。花の香りも懐かしい気がします。

 

 木陰はやはり魅力があります。こんなに暑い日差しでも涼しそうです。上高地にも軽井沢にも引けを取りません。

 

 初めて尾花沢市立常盤小学校袖原分校の写真を掲載します。鉄筋コンクリートですので、私の同級生が通った分校ではない様です。袖原地区の同級生たちは成績が優秀でした。そして私たち畑沢出身者にとっては、スキー大会での手強いライバルでした。私も勝つ自信がありませんでした。

 

 分校の入り口に運動会のポスターが貼ってありました。しかし、会場が「玉野小学校」になっています。さて不思議です。どなたか教えてください。

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