この本の表紙が、とても気に入って、読んでみました。
この少女は何?。。。って、気になっちゃって。。。
9つの短編が収められているのだけれど、表題作が、一番好き。
わけありの格安アパートにこしてきた青年の部屋には、
ちよという少女の幽霊が出る。。。
彼女のしぐさが、これまた、愛嬌があって、かわいい。
そして。。。
2人の会話が、ほのぼのとして、面白く、温かく、ちょっと切ない。
私も、こんな幽霊のいる部屋に住みたい!なんて。。。
かと思えば、心がザワザワして冷たくなるような、怖い物語もあり、
じんわりと、心にしみて涙する物語もありで、余韻が残る。
それぞれ、雰囲気が違うので、次はどんな物語なのかな。。。?
と、ワクワクしながらページをめくることができました。
秋になってしまったけれど、いろんな味が楽しめる
大人の怪談はいかがでしょうか。。。。