狂人三歩手前 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2006-06-15 |
この本の著者は中島義道という哲学博士。
偏屈で、言いたい放題で、一般的な常識に、ちょっと欠ける。。。
部分もあるかもしれないけれど、読んでると、面白いのです。
例えば、こんなことが書かれている。。。
他人に自己責任を問わない姿勢に怒りを覚える!と。。。
駅構内での、「駆け込み乗車は危ないからおやめください」とか、
電車の中でも「押し合わないように、押し合わないように。。。」とか、
スピーカーによる、アホ管理放送は、いったいなんなんだ!。。。と。
そんなことは言われるまでもなく、自己責任の問題で、
それぞれが、気をつけるべきことであり、
そんなに連呼して、言わなくてもいいんじゃないか!?とか、
明るいのに、駅のホームの蛍光灯をつけるのはもったいないとか、
そうゆう事に憤慨してる作者は、
律儀に駅長に講義をしたりするのである。
そして、こうあしらわれてしまうのである。
「そう言うのは、お客様だけです」と。。。
世の中の、苛立つことに対して、はっきり自分の意見を述べ、
そこまで言うか!?と思うほど、ズバズバ言ってくれて、
なんだか、笑えるんだけど、心のどこかで、ガンバレー!
なんて、思ってしまうのです。
が。。。しかし。。。。
最後に彼は言う
「自分の本を読んで、ファンになるのはやめてくれ!」
「誰にも、理解されたくないんだ!愛されたくないんだ!」・・・と。
でも、そんな彼が、好き♪