もうすぐ40になろうとしている男、
彼は背が高くて、男前で、口が上手い。
そんな自分の能力を知ってか知らずか、
人を騙して、いろんなものを売りつけたりする。。。
そんな才能を買われて、以前の会社の同僚の女性と組んで、
ちょい悪業を繰り返す。。。
愛嬌のある彼にかかれば、つい。。。話に乗って。。。
ということになってしまうのだが、
相手をどん底に陥れるわけではなく、あくまでも小銭稼ぎ、というか、
ちょい悪なところが、読んでいる私としては救われるのでした。
この本のタイトルの“あなた”は、読者のことだと思って、
私にもできる悪いことがある?。。。なんて思ってしまったのですが、
口下手で小心者の私には、到底できないことばかり。。。
さて、著者の本意はどこに?