百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

読み応えたっぷりのミステリー

2008年08月21日 | 読書
水上のパッサカリア 水上のパッサカリア
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2007-03-20

こんな本、読みました。

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第10回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作

人里離れた静かな湖畔で、大道寺勉は愛犬と暮らしていた。
愛する女性・菜津を交通事故で亡くしたのは5ヶ月前。。。

しかし、ある人物から、菜津は殺されたのでは?という話を聞き、
そこから、彼の生活が一変するのだった。

勉は40代にさしかかった独身の男性で、職業は整備士だが、
かたぎの人間ではないようである。。。
家の周りには、もしものための脱出経路まで考えられていて、
常に敵(?)を意識している様子。。。

彼には、何か秘密がありそうで、
まるで、スパイ映画のような、そんな雰囲気が漂う。
前半の奈津との生活が、微笑ましく描かれているのに対して、
後半はスリルたっぷりで、いっきに読み終えた。

私の満足度★★★★

コメント
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