水上のパッサカリア 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2007-03-20 |
こんな本、読みました。
第10回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作
人里離れた静かな湖畔で、大道寺勉は愛犬と暮らしていた。
愛する女性・菜津を交通事故で亡くしたのは5ヶ月前。。。
しかし、ある人物から、菜津は殺されたのでは?という話を聞き、
そこから、彼の生活が一変するのだった。
勉は40代にさしかかった独身の男性で、職業は整備士だが、
かたぎの人間ではないようである。。。
家の周りには、もしものための脱出経路まで考えられていて、
常に敵(?)を意識している様子。。。
彼には、何か秘密がありそうで、
まるで、スパイ映画のような、そんな雰囲気が漂う。
前半の奈津との生活が、微笑ましく描かれているのに対して、
後半はスリルたっぷりで、いっきに読み終えた。
私の満足度★★★★☆