おさかな’sぶろぐ

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妙成寺(石川県羽咋市)

2013年08月10日 22時01分28秒 | 北陸地方
妙成寺は、日蓮宗の北陸本山で能登随一の大伽藍をもつ寺院です。創建は、永仁2(1294)年で、開基は日蓮上人の孫弟子日像です。

天正10(1582)年、能登国の太守となった前田利家から寺領の寄進を受け、慶長8(1603)年には、利家の側室寿福院(三代藩主前田利常の母)の帰依を受け、その菩提寺になるなど加賀藩前田家から厚い庇護を受け、隆盛を極めたようです。寛永8(1631)年には七堂伽藍が完成し、加賀藩3カ国の日蓮宗の総録所となったそうです。

重要文化財の建物も多数あって、歴史ある風格を感じることが出来ます。



寛永2(1625)年建立の仁王門。三間一戸の楼門です。重要文化財。



こちらは、浄行堂。



仁王門の仁王像。
 




寛永2(1625)年建立での鐘楼。重要文化財。



渡廊。



元和4(1618)年建立の五重塔。重要文化財。





五重塔へ向かう階段より振り返って



寛文10(1670)年建立の経堂。重要文化財。



慶長19(1614)年建立の本堂。重要文化財。



本堂の隣は、寛永元(1624)年建立の祖師堂。重要文化財。



三十番神堂拝殿。



番神堂。



書院庭園から、五重塔を眺めた姿です。