【国宝】(建造物)
法隆寺東院の夢殿です。奈良時代の天平11年(739年)に建てられた八角円堂です。建立年の根拠は『法隆寺東院縁起』の記述から、その頃の建築だと考えられています。聖徳太子を追慕して創立された法隆寺東院の中心建物で、救世観音を本尊とし、あわせて東院の創立と再興とに尽力した行信・道詮の像を安置しています。何回かの修理を行っていますが、なかでも鎌倉時代の寛喜2年(1230年)の修理は大改造をともなったもので、現在の姿はほぼこの時のものになります。改造の主だったものとして、組物を一段積み重ね、軒の出を深くし、屋根勾配も強くし、鎌倉時代らしい武骨な雰囲気を強くしています。とはいっても、奈良時代に建てられた円堂としては、奈良県五條市の栄山寺八角堂とともに貴重な建物です。
【法隆寺東院夢殿 Canon EOS 50D 2011年1月22日撮影】
【法隆寺東院夢殿 Canon EOS 50D 2011年1月22日撮影】
【赤丸が法隆寺東院の場所】
【赤丸が法隆寺東院夢殿の場所】
法隆寺東院の夢殿です。奈良時代の天平11年(739年)に建てられた八角円堂です。建立年の根拠は『法隆寺東院縁起』の記述から、その頃の建築だと考えられています。聖徳太子を追慕して創立された法隆寺東院の中心建物で、救世観音を本尊とし、あわせて東院の創立と再興とに尽力した行信・道詮の像を安置しています。何回かの修理を行っていますが、なかでも鎌倉時代の寛喜2年(1230年)の修理は大改造をともなったもので、現在の姿はほぼこの時のものになります。改造の主だったものとして、組物を一段積み重ね、軒の出を深くし、屋根勾配も強くし、鎌倉時代らしい武骨な雰囲気を強くしています。とはいっても、奈良時代に建てられた円堂としては、奈良県五條市の栄山寺八角堂とともに貴重な建物です。
【法隆寺東院夢殿 Canon EOS 50D 2011年1月22日撮影】
【法隆寺東院夢殿 Canon EOS 50D 2011年1月22日撮影】
【赤丸が法隆寺東院の場所】
【赤丸が法隆寺東院夢殿の場所】
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
貴重な情報ありがとうございます(^^)v