島根県安来市清水町の『清水寺』は、天台宗のお寺です。
中国観音霊場第28番札所、出雲観音霊場第27番札所、出雲國神仏霊場第11番札所となっています。
寺伝によると、用明天皇2(578)年に尊隆上人により開かれ、その後荒廃してた寺を大同元(806)年に盛縁上人が平城天皇の勅旨を受け復興したとあります。
承和14(847)年に、円仁(慈覚大師)が、唐からの帰路立ち寄り天台宗に帰依したようです。
明徳4(1393)年にほぼ現在の寺域が定まったが、戦国時代の兵火により根本堂以外の建物は焼失しています。
一番上の写真の三重塔は、信徒により安政6(1859)年に建立されています。
ここ清水寺には、約15年振りくらいの訪問になります。もう少し遅い季節だったので紅葉が綺麗な時期でした。
駐車場に車をとめ、石段を登って境内に向かいます。
石段の途中で岩不動尊に出会います。
大門です。
ここは、精進料理でも有名なお寺で、松琴館と紅葉館でいただくことが出来ます。前回の訪問の際には、紅葉館でいただいたのですが、今回はお寺参拝のみでした。
名物の「清水羊羹」を販売してる黒田千年堂です。
根本堂前の石段を上ると、狛犬が迎えてくれます。
重要文化財に指定されている「根本堂」です。明徳4(1393)年の建物です。
根本堂の背後に位置する鐘楼です。
三重塔の前の狛犬です。
三重塔は島根県指定有形文化財となっています。
こちらは仁王門。
仁王さん。
根本堂斜め前に位置する稲荷社です。
蓮乗院です。
光明閣の庭園も見学したかったのだけど、時間の関係で。。。また次回です。
なかなか見ごたえのあるお寺です。