おさかな’sぶろぐ

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魚梁瀬森林鉄道

2022年05月15日 23時38分37秒 | 街の風景
魚梁瀬森林鉄道は、魚梁瀬で産出されていた木材の運搬に使っていた鉄道です。明治44年(1911)に、安田川沿いの田野~馬路間が開通し、その後、馬路から魚梁瀬へと延長されました。大正6年(1917)には本線終点の石仙まで軌道が伸びました。やがて、本格的な鉄道輸送の時代を迎え、奈半利川沿いにも軌道も敷かれるようになり、中芸地区を結ぶ森林鉄道が開通しました。運用は昭和38年(1963)までされていたそうです。
最初は、勾配を利用して海岸まで木材を搬出し、空になったトロッコを犬が引いて戻っていたそうですが、大正10年(1921)からは機関車による運用が始まっています。
下の写真は、ディーゼル車の野村式L69号になります。