明石港がつくられたのは元和7年(1621)になるそうです。当時の藩主は小笠原忠政になります。寛永年間(1624~44)頃、港の入口にあたる波門崎に石壁を築いて港を改修しています。旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)が造られたのは、明暦3年(1657)頃で、藩主は松平忠国になります。現存する日本の旧灯台のうち設置年代は2番目に古いとされ、明石市指定文化財にもなっています。昭和38年(1963)まで、現役の灯台として利用されていたようです。現在は明石港の歴史を語るシンボルとしてランドマークとなっています。
所在地:明石市港町2-9