秋田県鹿角市の廃鉱山『尾去沢鉱山』は、銅や金が採掘された鉱山でした。銅山として発見されたのは和銅元年(708年)だと伝えられています。採掘された銅や金は、東大寺の大仏や中尊寺で使われたとの伝説が残っています。江戸期に入ると金が枯渇し、新たに銅鉱脈が発見され、別子銅山、阿仁銅山とならび、日本の主力銅山の一つとなりました。明治に入ると、三菱合資会社の経営となり、日本の近代化を支え、太平洋戦争後は、戦後復興の礎となっていましたが、銅鉱石の枯渇による不採算性が高くなり、昭和53年(1978年)に閉山しました。
現在、跡地はテーマパーク・史跡 尾去沢鉱山として開業しています。坑道の方は見学することが出来ますが、鉱山施設の遺構は、立ち入ることが出来ません。選鉱場、シックナー(濁水から固体を凝集沈殿させる非濾過型の分離装置)、大煙突等が残され廃墟となっていますが、それがとても雰囲気があって存在感があります。ミラーレスカメラのズームレンズで撮影してみました。雲が下りてきていてなかなかいい感じです。
鉱山施設の遺構は国の史跡に指定されていて、土木学会選奨土木遺産や、近代化産業遺産に認定されています。
現在、跡地はテーマパーク・史跡 尾去沢鉱山として開業しています。坑道の方は見学することが出来ますが、鉱山施設の遺構は、立ち入ることが出来ません。選鉱場、シックナー(濁水から固体を凝集沈殿させる非濾過型の分離装置)、大煙突等が残され廃墟となっていますが、それがとても雰囲気があって存在感があります。ミラーレスカメラのズームレンズで撮影してみました。雲が下りてきていてなかなかいい感じです。
鉱山施設の遺構は国の史跡に指定されていて、土木学会選奨土木遺産や、近代化産業遺産に認定されています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます