京都市右京区の『祇王寺』は、真言宗大覚寺派の寺院です。創建は、法然の弟子である念仏房良鎮であると伝えられています。寺号は、平清盛の寵愛を受け、のちに捨てられて出家した白拍子の祇王に由来しています。平家物語や源平盛衰記に、若い仏御前にその座を奪われ、清盛の邸を追われた祇王(21歳)が、妹の祇女(19歳)、母の刀自(45歳)と共に尼となったのが嵯峨の奥、往生院の庵であったと記されています。中世以降衰退を辿った往生院は明治に入って廃寺となり荒れ果てましたが、明治28年(1895年)に北垣国道(第3代京都府知事)が寄進した茶室を本堂とし、大覚寺の管理の下、古典故事の旧跡として再興を遂げました。本堂内には本尊の大日如来のほか平清盛と四尼僧の木像が安置され、境内には清盛の供養塔と祇王姉妹らを合葬した宝篋印塔が建立されています。
そういった、歴史を持つ寺院ですが、苔の庭と秋の散り紅葉が有名で、それを目当てに多くの参拝者が訪れています。紅葉の庭は、まだ目にしていませんが、苔の庭は堪能させていただきました。
庭自体はこじんまりとした庭ですが、ふかふかに育てられた苔は、とても見事で、美しい庭でした。しばし見とれてしまいました。
そういった、歴史を持つ寺院ですが、苔の庭と秋の散り紅葉が有名で、それを目当てに多くの参拝者が訪れています。紅葉の庭は、まだ目にしていませんが、苔の庭は堪能させていただきました。
庭自体はこじんまりとした庭ですが、ふかふかに育てられた苔は、とても見事で、美しい庭でした。しばし見とれてしまいました。
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