京都駅の南西部に位置する教王護国寺は通称「東寺」と呼ばれる、東寺真言宗の総本山の寺院です。創建は延暦15年(796年)で、開基は桓武天皇、本尊は薬師如来です。平安京鎮護のための官寺として建立された後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えました。平安後期に一時衰退しましたが、鎌倉時代に入り弘法大師信仰が高まると、皇族から庶民まで広く信仰を集めるようになりました。中世以後は、宇多天皇・後醍醐天皇・足利尊氏など、多くの為政者の援助を受けて栄えていました。文明18年(1486年)の火災で主要堂塔のほとんどを失いましたが、豊臣家・徳川家などの援助によって、金堂・五重塔などが再建されています。
建造物の多くが、国宝や重要文化財に指定されている文化財宝庫の寺院です。上の写真の五重塔も国宝に指定されている建物です。高さは54.8mで、木造塔としては日本一の高さです。現在の塔は5代目にあたり、寛永20年(1643年)に徳川家光の寄進により建てられました。
明治30年(1897年)12月28日に重要文化財に指定され、昭和27年(1952年)に国宝に指定されています。
建造物の多くが、国宝や重要文化財に指定されている文化財宝庫の寺院です。上の写真の五重塔も国宝に指定されている建物です。高さは54.8mで、木造塔としては日本一の高さです。現在の塔は5代目にあたり、寛永20年(1643年)に徳川家光の寄進により建てられました。
明治30年(1897年)12月28日に重要文化財に指定され、昭和27年(1952年)に国宝に指定されています。
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