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建仁寺方丈【京都府京都市東山区】

2018年03月07日 23時01分10秒 | 建物
 建仁寺方丈です。文明19年(1487)に建築された建物です。応仁の乱が終わった後の時代です。もともとは安芸国(広島県)の安国寺に建てられていたもので、慶長4年(1599)に建仁寺へ移築されました。


【2018年2月23日撮影 カメラ:LUMIX DMC-GX7MK2】

 桁行27.6m、梁間20.7mの平屋建てで、屋根は銅版で葺かれています。創建当時はこけら葺でしたが、江戸中期(1736)に瓦葺に変えられました。もともと壁の少ない建物だったことから
、昭和15年(1940)の室戸台風で建物が倒壊したのち、創建当時のこけら葺にて復旧されました。その後昭和37年(1962)に、現在の銅版に変更しました。もともとは室町中期の建物ではありますが、移築されたのが豊臣時代でしたから、その際にかなり桃山のデザインが組み込まれているようです。


【2018年2月23日撮影 カメラ:LUMIX DMC-GX7MK2】


【2018年2月23日撮影 カメラ:LUMIX DMC-GX7MK2】

 建仁寺境内の中では、先日紹介した「勅使門」同様に重要文化財に指定されている建物です。
 こちらは、「○△□乃庭」です。平成18年(2006)に北山安夫による作庭になります。


【2018年2月23日撮影 カメラ:LUMIX DMC-GX7MK2】


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