前山ダムを後にして、車をしばらく走らせると細川家住宅という看板が目に入りました。これはちょこっと寄って見なければ。。。細川家は、代々この地に住んだ農家だそうです。このあたりは江戸時代には額邑(がくむら)と呼ばれていました。額を南北に走る道は、阿波から志度への塩買いの道であり、源平の屋島の合戦おいては、源・平両軍がこの道を通ったそうです。
国の重要文化財に指定されている建物で、江戸中期の代表的な農家のたたずまいを残しております。
細川家住宅は、1間を6尺5寸とした6.5間×3間の長方形の建物で、屋根はカヤ葺きです。
間取りは横一列で、上手が竹床の座敷、次が土座、そして広い土間が続く3間取りとなっています。柱は栗材、梁は松を使用しているようです。まがりくねった材料をうまく使っていますね~。下の写真は囲炉裏のある土座です。土間の上に竹を敷き、座をつくっています。客の接待、家族の団らん、食事などに使われていたそうです。
座敷も竹床となっています。板に比べて入手が容易であり、通気性も高める効果もあったのかな~。でも、冬は寒いだろうな(^^;;
小屋組です。丸太を使ってますね。なんだかとても美しいですね。
◆細川家住宅 概要
住所:香川県さぬき市多和額東46
見学:見学自由、無料
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国の重要文化財に指定されている建物で、江戸中期の代表的な農家のたたずまいを残しております。
細川家住宅は、1間を6尺5寸とした6.5間×3間の長方形の建物で、屋根はカヤ葺きです。
間取りは横一列で、上手が竹床の座敷、次が土座、そして広い土間が続く3間取りとなっています。柱は栗材、梁は松を使用しているようです。まがりくねった材料をうまく使っていますね~。下の写真は囲炉裏のある土座です。土間の上に竹を敷き、座をつくっています。客の接待、家族の団らん、食事などに使われていたそうです。
座敷も竹床となっています。板に比べて入手が容易であり、通気性も高める効果もあったのかな~。でも、冬は寒いだろうな(^^;;
小屋組です。丸太を使ってますね。なんだかとても美しいですね。
◆細川家住宅 概要
住所:香川県さぬき市多和額東46
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家の中もきちんと当時のままで残されているんですね~。
無料で見学できるなんていいですよねっ!
こういう家を一度見に行ってみたいと思ってます
http://www.shoko-shimane.or.jp/muikaiti/k02.htm
に出ていますが、棟の押えと先ほどの下屋が少し違います。しかしよく似ています。地域差があまりなかったんでしょうか。
そうなんですよ。とても綺麗に管理されております。一度訪問してみて下さい。山を借景にいい感じですよ。
そうそう、日本昔話に出て来る建物みたいですよね。しかも香川の山は、日本昔話のようなぽっこりとしたお椀を逆さまにしたような山だから、まんまですね(^^)v
ほんとよく似ていますね。地域差はあまりないというか~江戸時代中期にもなると、ほぼ建築様式としては成熟していたのかもしれませんね。それとも江戸時代の国替え政策により、技術者の移動によりこういったことになって来てるのかもしれませんね。
自前の家と納屋を持っているということはそこそこの農家だったのだと思います。瓦の下屋がある建物は、だいぶ新しいと思います。