おさかな’sぶろぐ

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葛野衣笠1

2021年04月07日 23時27分35秒 | 建物
※おさかなの旅・アーカイブ(2004年1月5日)
 鹿苑寺は臨済宗相国寺派大本山相国寺の境外塔頭です。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣と呼ばれ、舎利殿を含めた寺院全体を金閣寺と呼ばれています。寺名は開基である足利義満の法号・鹿苑院殿にちなんでいます。舎利殿は室町時代前期の北山文化を代表する建築であしたが、昭和25年(1950)に放火により焼失し、昭和30年(1955)に再建されたものです。平成6年に登録された世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産でもあります。
 境内の方丈は、延宝6年(1678)の建築で単層入母屋造で桟瓦葺です。庫裏は、明応・文亀年間(1492-1504)の建築になります。茶室「夕佳亭(せっかてい)」は、金森宗和好みと伝えられる茶室で、寄棟造茅葺、三畳敷の席に勝手と土間からなる主屋に、切妻造こけら葺で二畳敷の鳳棲楼と呼ばれる上段の間が連なっています。宗和が作ったものは明治初年(1968)に焼失し、現在の建物は明治7年(1874)に再建されたものです。


鹿苑寺舎利殿金閣|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)


鹿苑寺方丈・庫裏|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)


鹿苑寺舎利殿金閣|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)


鹿苑寺舎利殿金閣|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)


社殿屋根と金閣|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)


鹿苑寺夕佳亭|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)


鹿苑寺夕佳亭|2004年1月5日おさかな撮影(NIKON E5)

▶鹿苑寺
住所:京都府京都市北区金閣寺町1

▶葛野郡衣笠村の変遷
①村制施行|1889年|明治22年4月10日|葛野郡衣笠村(かどのぐんきぬがさむら)
(対象)葛野郡大将軍村・北野村・大北山村・小北山村・松原村・等持院村
②編入合併|1918年|大正7年4月1日|京都市上京区(きょうとしかみぎょうく)
③分  区|1955年|昭和30年9月1日|京都市北区(きょうとしきたく)


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