日プラ(株)って会社知っていますか?
建築関係者以外の方にとっては多分ピンとこない会社名かと思います。
でも、大阪の『海遊館』、沖縄の『沖縄美ら海水族館』、神奈川の『新江ノ島水族館』等、全世界の水族館の約70%の水槽を作っている会社なんです。しかも香川県に本拠がある国際的企業です。今日は、所属している建築士会の行事で会社見学があり参加してきました。
専務さんに会社の内容等を語っていただいたのですが、それはもう感銘を受ける話が多くて、物づくりの真髄を感じましたよ。
工場の内部も見せていただきました。水族館の水槽は厚さ約30~75cmのアクリルパネルで出来ています。下の写真に写っている45mmのアクリルパネルを重ねていくことで分厚いパネルを作っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/8a/43b1cf0b0a0375c0cbc67ac012f88a51.jpg)
パネルの接合は、理論的には単純なことです。アクリルパネル同士を液体のアクリルにて接合していきます。でもその技術こそが、日プラの長年培ってきたノウハウだそうです。機械化に頼らない手作業による職人の技なんです。
重ねたパネルを、表面がフラットになるよう削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/97/1bc9673c83067bd89072ccf092fac490.jpg)
表面を磨いて透明感を高めていきます。最後は人間の手によって仕上げていくそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/20/0333d9915aae89e6b4e543f475cc758b.jpg)
パネルを切断しているところです。ここには、地場のクレーン会社『タダノ』や『庵治石の切断技術』という地元の企業とのコラボが生きているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/03/bd6a856b71c91f2420ab53e721fecce8.jpg)
切断されて切り落とされたパネルです。何層も重ねられていることがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8a/f60e4c0aeb259954a2034e6d5bef8ab7.jpg)
でも、上から見ると透明なんですよね。見事に同化しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3c/1fcbc4630c0919c36b32ad1229376227.jpg)
アクリルパネルの接合技術を応用すれば、こういったプロジェクタースクリーンにもなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/7a/fd0e96d2115a689b61cbb741d6098b4d.jpg)
さすが、世界のトップ企業ですね、技術の探究精神、社員の意識、会社の物づくり姿勢等、どれも自負を感じました。奢りがないところがまた素晴らしい(^^)v
香川が誇る企業ですね~
◆『日プラ株式会社』詳細データ
所在地:香川県木田郡三木町
電 話:087-864-4111
FAX:087-864-4611
会社のホームページ
建築関係者以外の方にとっては多分ピンとこない会社名かと思います。
でも、大阪の『海遊館』、沖縄の『沖縄美ら海水族館』、神奈川の『新江ノ島水族館』等、全世界の水族館の約70%の水槽を作っている会社なんです。しかも香川県に本拠がある国際的企業です。今日は、所属している建築士会の行事で会社見学があり参加してきました。
専務さんに会社の内容等を語っていただいたのですが、それはもう感銘を受ける話が多くて、物づくりの真髄を感じましたよ。
工場の内部も見せていただきました。水族館の水槽は厚さ約30~75cmのアクリルパネルで出来ています。下の写真に写っている45mmのアクリルパネルを重ねていくことで分厚いパネルを作っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/8a/43b1cf0b0a0375c0cbc67ac012f88a51.jpg)
パネルの接合は、理論的には単純なことです。アクリルパネル同士を液体のアクリルにて接合していきます。でもその技術こそが、日プラの長年培ってきたノウハウだそうです。機械化に頼らない手作業による職人の技なんです。
重ねたパネルを、表面がフラットになるよう削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/97/1bc9673c83067bd89072ccf092fac490.jpg)
表面を磨いて透明感を高めていきます。最後は人間の手によって仕上げていくそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/20/0333d9915aae89e6b4e543f475cc758b.jpg)
パネルを切断しているところです。ここには、地場のクレーン会社『タダノ』や『庵治石の切断技術』という地元の企業とのコラボが生きているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/03/bd6a856b71c91f2420ab53e721fecce8.jpg)
切断されて切り落とされたパネルです。何層も重ねられていることがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8a/f60e4c0aeb259954a2034e6d5bef8ab7.jpg)
でも、上から見ると透明なんですよね。見事に同化しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3c/1fcbc4630c0919c36b32ad1229376227.jpg)
アクリルパネルの接合技術を応用すれば、こういったプロジェクタースクリーンにもなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/7a/fd0e96d2115a689b61cbb741d6098b4d.jpg)
さすが、世界のトップ企業ですね、技術の探究精神、社員の意識、会社の物づくり姿勢等、どれも自負を感じました。奢りがないところがまた素晴らしい(^^)v
香川が誇る企業ですね~
◆『日プラ株式会社』詳細データ
所在地:香川県木田郡三木町
電 話:087-864-4111
FAX:087-864-4611
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