おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

西宮の町(兵庫県西宮市)

2012年12月28日 23時35分55秒 | 旅先にて
西宮市は人口48万で、兵庫県第三位の都市であります。もともと、西宮神社の門前に市場が設けられ、西国街道の宿場町としても機能していました。また、室町時代には酒造りが盛んになり、江戸時代になって、西宮港から樽廻船を用いて江戸にも酒が運ばれるようになっていました。

以上のように、西宮は門前町・宿場町・産業町・港町として大いに賑わっていた地でもありました。

そんな西宮の町を散策してきました。

宿場町の遺構は、感じることは出来ませんでしたが、港町の遺構が残っていました。

文化7(1810)年創建の今津灯台です。



酒造りはいまも盛んに行われていて、日本でも有数な規模を誇る酒蔵もあります。

ただ、規模が大きすぎて、工場になってるから、木造建築の酒蔵の町並みがないのがちょっと残念ですね。

そんななか、『白鹿』の辰馬本家酒造には明治時代の酒蔵が『白鹿記念酒造博物館 酒蔵館』として残っていました。



明治2(1869)年に建てられたそうです。阪神淡路大地震で大きな震災があったそうですが、それを乗り越えて公開されています。

酒蔵館の道向かいに『白鹿記念酒造博物館 記念館』が建っています。酒に関する資料を保存展示されていました。



日本人が初めて建てて住んだと伝えられる洋館も残っていました。『旧辰馬喜十郎邸』です。



西宮が酒造りの産地となったのは、美味しい水が取れたことによります。西宮のうまい水ということで「宮水」と呼ばれています。



明治時代に建てられた小学校校舎も残っていました。『今津六角堂』です。



その六角堂の前には、酒饅頭で有名な『大関甘辛の関寿庵』があります。



六角堂と関寿庵の間の道が、酒蔵通りと呼ばれていて、札場通りへ向かう途中に『日本盛酒蔵通り煉瓦館』が建っています。



酒蔵の町の雰囲気を醸し出してるレストランの何軒か建っていました。

白鹿クラシック


白鷹禄水苑


でも、西宮で一番有名なのは「えべっさん(西宮神社)」だと思います。全国のえべっさんの総本山です。毎年1月10日に開催される十日えびすでの福男選びは、ニュースでも放映されるので多くの方が知っているのではと思います。







主祭神は、西宮大神(蛭子命)です。本殿は春日造りとなっていました。




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