ピノチェト大統領と言うとスティングの「孤独のダンス」で有名だ。
ピノチェト政権に批判的な人間が投獄され殺される。その夫や息子、恋人の姿を伝統のキルトに折込み、それを見せて、返還を要求する運動があった。
それを歌にしたのが「孤独のダンス」である。
1984年の戒厳令施行直後にピノチェトの暗殺リストに入っていた亡命中のチリの映画監督ミゲル=リツィンは、変装してチリに潜入し、ドキュメンタリー映画を作成したのでも有名。
この時の変装は自分の母親も気づかなかった事から、バレる事がないと決行して、ピノチェトの至近に行き映像を撮ったりした。
チリには1985年に大地震があったというが、それは調度ピノチェト政権の時だ。
日本の詐欺調教の中の双璧、英語と社会、その歴史に書かれていないモノに、フランコの影響を無視しているが、このスペイン・ポルトガルそしてピノチェトは独裁政権が長く続いた。
往々にして「ユダヤ」と言うか「アメリカの意向」が入っている。
簡単に言うと、左翼が無くなったから、この乱痴気騒ぎが放置されていた。
そうでないと、アラブの春の様な、イスラム的な賄賂・独裁政権がまかり通った。
つまりアラブの春と言うが、春は遠く今はアラブは冬に戻った感じだ。
しかし、世の中、毎度似たような空騒ぎがあって、まぁ井の中の蛙が後から後から出てくる。
虫獄狂惨盗と言う蛙、ベネズエラのチャベスという蛙、チョングソと言う蛙、ジンバブエのムガベと言う蛙。
揃いも揃って、旧日本帝国陸軍の糞馬鹿将校の様なクズの集団で、お金が好き、戦争が買っても負けても好き。
実際は弱い。馬鹿、低能、現実と願望の区別が付かないと言う立派過ぎるクズ野郎。
結局権力と経済と生活というものを上手く調整できなかった。
だが、それは日本もそうで、最近になって「馬鹿でも分かる」事を「権力の豚」は分からなかった。
特に民主党政権は最後は完全な豚が首相という、失笑を浴びた。
格差格差というが、格差の存在を認め、それが悪だ、経団連も必要悪と言っているので、多少引け目は感じているのだろう。
それからすると、ラテンの世界は、賄賂も一杯、適当も一杯、格差も一杯ある。
問題となった落盤事故で作業員が閉じ込められたが、これも日本では考えられない労働基準法違反である。
先ず日本では、部長クラスまでは、捕まり、あの状態では刑事責任を追うだろう。
ただ、戦前の日本も、あのチリとかと似ている程度の「格差」であり、「官憲の横暴」であった。
それを何とか乗り越えた末に今があるが、先人の苦労を全く感じていないから、これが地滑り的に失う危機は常にある。
そんな時に、チリ人のように笑えるだろうか?
しかし、酒場「掃溜め」のノリ、主におばちゃんの多さは、まるまる大阪だな!
それと最後に一言。
チリでは、一昨年前リクルートの社員夫婦が、強盗に射殺された国だ。
狂犬病と拳銃は、日本を出ればアチコチにある。
当然拳銃で強盗する人間もだ。