歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

フランケンシュタインの誘惑「エドワード・テーラー」に付いて修正。無限じゃありません。

2016年11月25日 17時12分28秒 | 糞馬鹿文化系大学出が分からない世界

無限に爆発力を上げられると「妙に強調」されていますが、それは嘘です。

ソビエトが作った水爆:ツァーリボンバー(皇帝の爆弾)が現実世界の最大のもので68メガトンで、設計限度では100メガトンまで可能となっている。

これが水爆の限度である。

何故なら、爆縮に使う核爆弾は200キロトンぐらいの威力が限度で、その能力で爆縮出来る熱核ヒューズでは100メガトンが限度だったのである。

ここでNHKも糞馬鹿文化系大学出の集まりだけあって、メカニズムの説明をせず「無限の爆発力」だけを「妙に強調」しています。

では水爆の構造はどうなっているのでしょうか?

下の図が、その模式図です。

説明を付け加えると、右にある楕円にあるのが通常のプルトニウム型核爆弾で、その周りにX線を反射する反射膜で楕円を構成しており、この楕円は2つの中心をもっており、一方の中心から出た光は、もう一方の中心に向かい集約されます。

これが圧縮力の元手です。

左にあるのは円筒形にまとめられたLiH2(重水素化リチウム)です。

この重水素を包んでいるのは、最初、蒸発する物質で「極秘」です。

そして、その周りには楕円を構成する反射膜と同じもので巻いた後でU238で巻いています。

コレにより、反射されたX線により、蒸発物質が拡張しようとするのですが、鉛より重いU238に押し留めます。

この蒸発をさせない力が、圧縮力と熱エネルギーになります。

一億℃ど言いますが、これは何なのか?よく分かりません。

核融合はD-T反応で1.5億℃、D-D反応(水爆の反応)で2.3億℃程度です。

実は、この形はテーラーが発明したものではありません。

サハロフ博士が、アメリカの水爆実験から、推測して作ったもので、実は、これが「実用的水爆」とされています。

テーラーの水爆は虚仮威しで、到底実用兵器をとして使えないものでした。

アメリカの水爆は液体重水素を使ったもので、世界最大の電子冷蔵庫を使って冷やしたものだと言われています。

実験の時の映像に、環礁に建設された小屋がありますが、あれが世界最大の電子冷蔵庫であり、水爆の元となる重水素=Dを液体の状態にしておきます。

今の時代でもかなり難しいものです。

ただ、重要なのは、爆発力は核融合の熱ではなく、核融合の際に発生する20万eVのエネルギーを持った光速中性子によって、熱核ヒューズに巻かれている核物質でした。

熱核ヒューズにはプルトニウムとウラン238が巻かれています。

ウラン238は蒸発を防止し、中性子の速度を減速する為に使われ、その際に、一部がプルトニウムに変わり、それ自身が爆発します。

核爆弾では、タンパーを使用したものでは5kg、タンパーを使用しないものは10kgが臨界量となっており、この量以上では、勝手に爆発しています。

プルトニウムの核爆弾は150キロトンとかの爆発力が限界と聞いています。

ですが、熱核ヒューズを使う場合、その周りにはU238混じりのプルトニウムなので、臨界量を大きくしていけるので爆発力は巨大になりますが、それ以上に死の灰が多いのです。

1000倍の爆発力であったとすれば、汚染物質はU238も含めると1万倍程度はあって叱るべくでしょう。

その結果、鬼のような爆発力と、もっと酷い影響を残す死の灰で、生物の住めない場所を作ります。

つまりヒロシマ・ナガサキの核兵器は都市を殺しますが、水爆は一発で国家を殺します。

熱エネルギーではなく、放射性物質の放射性毒によってです。

テーラーの気違い丸出しのプラウシェア計画ですが、同じような事をロシアは「自然改造」としてやっていますが、そこは「放射線」が到底生物が生きられない濃度となり、無人の場所として今も進入禁止となっています。

プラウシェア計画は、ソビエトの「極秘計画:自然改造」の結果を知っても居たのでしょう。

当然「気違いの寝言」扱いされたでしょう。

この水爆は、もうひとつの側面があります。

それは重水素が地球に、何百トンとあると「糞馬鹿」の「嘘吐き」がほざきますが、何PPMの濃度なので、鬼のような濃縮作業が必要とされます。

海水から電気分解で水素を取り出し、それを遠心分離器で延々と濃縮します。

実は水爆の工場では、その作業の殆んどが遠心分離器による濃縮でした。その電力は凄まじい量が必要で、この濃縮を賄う為に原発が作られた程です。

核融合も直ぐ出来るようにほざいていますが、重水自身の濃縮が必要な点で、材料が極めて高コストです。

実は核兵力制限交渉SALTⅠ、Ⅱ、STARTの3つの交渉は、あまりに高く付く製造コストの為です。

また重水素は3ヶ月で爆発不能な程度まで濃度が下がるので、実は原潜が3ヶ月ごとに基地に戻るのは、その為です。

事ほど左様に、色々な情報が抜けております。

私の前のブログには、水爆などの話が満載です。

また地震の関係の予測情報なども書いたりしています。

今日、留萌で起きた地震もある程度予測しています。

昨今、色々な情報が公開されており、ちょっとした専門家になれます。



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