設計と製造の分離とは言いますが設計も製造も半導体と自動車は違う。08-08-2 『中国に第二のTSMCが誕生するのを日本が後押ししてどうする？（妙佛 DEEP MAX2021/08/08）』

アドレスは以下の通り
https://www.youtube.com/watch?v=57qpt_R53LU
設計とは言いますが、デジタル半導体はHDL等の論理合成ツールで書いた「プログラム言語」みたいな物となって出力され、半導体の構造が言語により作られ、ファウンドリーは、出力された構造をデポジット、入射、溶解、洗浄と言う「素材加工」の様な肯定で行われています。自動車生産とは比較にならない単純作業です。
では佐川の電気自動車は？保安部品が有る分豊洲市場内部を走る電気自動車「ターレー」よりマシですが、電気自動車は内燃機関自動車の半分の部品数で、構造も単純化が可能です。
一時期ホイール・モーターと言うモーターが話題となりました。タイヤが付くホイールの内側にモーターを仕込むもので、これにより大幅な構造自由化と部品数減少が可能となります。
しかし、これは自動車が「電気機器」となり他の業界からの参入を受けて「コスト重視」を越えた「コストだけが問題」となり「家電製品」のクオリティー劣化を自動車業界が味わう事となります。そして、技術継承をするインセンティブが消え、技術劣化が全体として進みます。
これは安物の家電製品で安物の車で、生活しロケットや人工衛星が高価で高性能であり続けられるか？
安っぽいものしか身の回りにない人間は「マスゴミ」や「芸能界」の様な安っぽい人間と成り下がるのです。実際、その知的劣化は「英語調教」「コンピューター調教」の役立たずが旗を振る出来損ない調教が現存します。
自動車が電化するだけで、この様な影響が現れ、500万円商材が消えた街では最後の大型商材として不動産に集中する極端な経済となるでしょう。
以上が私の見解です。
捨巧（巧みな技術を捨てる）