畠に点在する「白いものは」・かぶ・である。
厳寒だった冬で「値が良かった時期」に出荷出来ず(出荷できるまで、その時期育たず)、とうとう、うち捨てられたと見た。
出荷の「箱代」も出ない・手間にもならない、と出荷せず、花の咲いた「ブロッコリー」など良く見かける。正月のスーパーでは、輸入ブロッコリー100円、国内産198円だったので、ブロッコリーは「廃却」はまぬがれたか?
飢えで世界中では数秒に1人、亡くなっている時である。
今月、北海道では、牛乳の出荷調整に入った。安い輸入の乳製品との兼ね合いで、だぶついたのが、原因らしい。「出荷調整」と言えば、聞こえは良い。
が、牛さんは、毎日乳房は牛乳でパンパンになる。搾らなければ、病気になる。
そこで百姓は朝晩2回搾る(搾乳といいます。アメリカの様に、牛を使い捨て感覚で飼育する場合、3回搾乳します)搾った牛乳は、まあ、農協などの専用の車(タンクローリー)が回収して、多分、穴掘ってすてますな。
まがったきゅうりは買わない・泥付きの野菜は敬遠
もちろん、生産者も「安全かつおいしい」ことへの努力がいると思うが、消費者の意識の問題は大きい。
消費者が「すぐれた」生産者を育てると思う。
飽食の北半球(隣国には飢餓を作っている独裁者の国もあるが)、十分食べられる、かぶだったな。
(オ サム)